白川保育園の実践ブログblog

「網のトンネル」1歳児もも組アンパンマンチーム

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  毎日戸外で元気に遊ぶもも組の子ども達。滑り台を始め、ブランコや砂場、アスレチックと遊ぶ範囲も広がり、活発に楽しむ姿がたくさん見られます。そんな中で先日、滑り台とジャングルジムを繋ぐ網のトンネルをYくんがのぞき込んでいました。「どうするのかな⁉︎」と近くで見ていると、体を丸めながらそのトンネルの中に入っていくYくん。うまく体を動かせずに進まず、網の目に足が引っかかったりと悪戦苦闘しています。向きを変えたくても中が狭めなので、小さい子ども達でも窮屈そうです…。引っかかった足を外から出してあげたりと少し手助けをしながら見守るとーー少しづつ前に進み、出口まで行くことが出来、立ち上がるとニッコリ(^^)v!「できたーー‼︎」と大きな声で言う姿がありました。「できたね〜」と子どもの笑顔に一緒になって喜んでいると、また滑り台の方へ駆けていきトンネルの中へー。2回目は少し要領がわかってきたのか1回目とは姿勢を少し変えたりしながら、さっきよりもスムーズに進んでいました。

「うーん、まえにいくのたいへんだーー」

  その様子を見て興味を持った子ども達が2,3人寄ってきて、Yくんに続いてトンネルの中に入っていきます。やり方を教えてもらうわけではなく、自分なりに姿勢を変えたり、足の向きを変えたりと、考えながら進んでいく子ども達。諦めることなく最後まで頑張っていきます。子ども達の勇気とチャレンジ精神に驚かされました!引っかかったりすると、ちゃんと次は足をひっかけないように工夫したり、小さい子ども達なりに学んでいきます。一度出来ると次から次へとみんなが繰り返し、どんどんスムーズに進めるようになりました🎵また次の日も一番にトンネルに入って楽しんでいた子ども達です(^.^)

「わたしもやってみるね〜」

  トンネルに限らず、諦めずに頑張って、出来たことが達成感や満足感になり、また次への意欲や楽しさに繋がっています。いろんな遊具へと目が向いていますよ〜。

「ぼくもできたよ〜!☺︎」

  子ども達の興味や好奇心がどんどん広がっています。その想いに寄り添い、子ども達の『やってみよう』『できたー』に共感しています。子ども達は遊びを通してどんどん成長していることを実感しています。これからも安全に楽しめるように見守り、思う存分いろんなことにチャレンジして欲しいと思います。

田中 弥生