白川保育園の実践ブログblog

「即興人形劇」 4歳児ひまわりぐみ

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「即興人形劇」

 「先生、十二支の絵本を貸して下さい。」とRちゃん。「お客さんはこちらへどうぞ!」とイスを並べるKちゃん。観客が集まったところで、パペットぬいぐるみを使った人形劇が始まりました。
 
「何が始まるんだろうな~?」

 Rちゃんが読み上げるストーリーに合わせて、ぬいぐるみを動かすお友だち。

「はじめにウシがやってきました。」

 実は子どもたちによる人形劇は今回が初めてでした。数時間前、誕生会で職員による「十二支のはじまり」の人形劇を観劇したひまわりさん。部屋に戻り、担任が持っていたパペットぬいぐるみを見つけると、Rちゃんが中心となり、「十二支のはじまり」の人形劇をやり始めたというわけです。
 担任は見守るだけでしたが、それは見事に職員の人形劇を再現していましたよ。子どもたちの観察力の素晴らしさに感心するとともに、「自発的な活動」というのはこういうことなのだろうなとあらためて思いました。保育者が主導するのではなく、子どもたち自らセリフや動きを考え、活動する姿は、とてもイキイキとしていましたよ!
 絵本を読み上げていたRちゃんは、お友だちに演技指導までしていました(笑)。 発表会に向けて、劇遊びも楽しんでいるところですが、担任よりもRちゃんの方が指導が上手かもしれません(笑)。むしろ「そんなやり方じゃ誰もついてこないわ!」とダメ出しされそうです。
 Rちゃん、お手柔らかに頼みますよ(笑)!
 
林信彦