白川保育園の実践ブログblog

「初めての泥団子」1歳児もも組アンパンマンチーム

カテゴリー:白川保育園の実践ブログ

 

  先日、戸外に出て砂遊びを楽しんでいた子ども達。そこへMちゃんが年中さんの姉に手伝ってもらいながら作った泥団子を担任に見せに来てくれました。その泥団子はまんまるでー「わぁ〜上手に出来たね〜」と褒めると、横にいたKちゃんもMちゃんのまんまるな泥団子に興味津々‼︎
すぐに「Kちゃんもつくるーー‼︎」と言ったので…それじゃあ一緒に作ろうか〜ということになり、まずはMちゃんにどこの土で作ったかを尋ねることにーー。Kちゃんの泥団子作りの挑戦の始まりです❗️
Mちゃんは近くの泥んこプールの土だと教えてくれて、Kちゃんがシャベルですくうのをそばで見守ってくれました(^.^)

「ここのどろだよ〜」

  集めた土は水を含んでいてベタベタでいい感じです。「どうすると?」と聞いてくるKちゃんは早く泥団子を作りたい様子。適当な量の土を手のひらにのせて、固まりがあったのでまずは土をこねこねしてほぐしました。そして土をギュッギュッしながらある程度まるっぽい形にして、それから手のひらにのせて両手で挟んでくるくるしながら〜丸めていきました。

「こうかな…⁉︎」

  両手でくるくるすることは小さな子ども達には少し難しい感じでしたが…Kちゃんは担任のすることをしっかり模倣しようと可愛い手をくるくるさせていました。少しくるくるすると丸っぽく固まった土に「わぁ〜お団子できたーー‼︎」と目をキラキラさせて見つめるKちゃん♡Kちゃんが初めて作った泥団子の完成です!

「できたーー‼︎(*^^*)」

  少しボコボコしている所もありましたが、初めての泥団子はとっても素敵でした✨
「上手に出来たね〜」と言葉をかけて、担任やMちゃんの作った物と並べてテーブルに置くと「またつくるー」と土を手にしてこねこねし始めました。そこに他の子ども達や年少の女の子も加わってみんなで賑やかにお団子作り!小さなお団子を作って耳にしてクマさんにしたり…色々な泥団子が出来ました🎵
  今回、担任も久しぶりに泥団子を作りましたが…作り出すと夢中になっていくことを感じました。土の感触、水の感触など引き込まれていく感じーーこれが自然の持つ魅力なのかな〜と思います。
今回は丸めた団子で終わりましたが、また少しずつ作る中で周りのお兄さん・お姉さん達の模倣をしたり、知恵をもらいながら〜さら粉を付けたり、磨いたりして硬さやピカピカの泥団子へと時間をかけて進化していくだろうと思います。泥団子作りを通して、自然との関わりや思考力の芽生え、図形への関心や感覚も育っていくことでしょう。まずは泥の感触の心地良さに気付き、また作ってみたいと思えるような楽しい時間になったかな…と思います。またみんなで楽しみたいと思います。

田中 弥生