白川保育園の実践ブログblog

「おにぎり作り」    5歳児さくらぐみ

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「おにぎり作り」

  先日のブログでもご紹介しましたが、「活動を通して食育を学ぼう」というねらいのもと、「ゲンキッズ」調べを行っています。それと共に野菜作りにも取り組み、さらに毎月1回はおやつ作りをする予定にしています。これが今年のさくらぐみの食育三本柱です。
 さて、記念すべき第1回目のおやつは・・・「昆布おにぎり」でした。「おやつ」というとお菓子を想像されると思いますが、「おにぎり」だって立派なおやつです。添加物いっぱいの市販のお菓子ではなく、体に良い物を「おやつ」として食べているのが「しらかわっ子」ですよ!
 エプロンと三角巾を身に付け、手を洗ったら給食室へ。

 給食室からご飯が入ったボールをもらい、給食室の隣のホールでおにぎり作りに取り組むことにしました。
 「おにぎりを作ったことがある人~?」と問いかけると、8人ほど手を挙げました。さらに「どうやって作ったの?」と訊ねると、Aちゃんが丁寧に説明してくれました。「最初にお茶碗にラップを敷きます。その上にご飯をおいて、お塩をかけてラップで包みます。ボールみたいに丸めて、ラップを開けるとおにぎりの出来上がりです。」
(へぇー、そうやって作るんだ~!)と感心した担任。手の平でこねくりまわしていた世代ですからね(笑)。
 「よ~し、Aちゃん先生のやり方でやってみよ~!」と誘いかけ、早速取り掛かりました。

「ごはん、これぐらいでいいのかな~?」

ラップの上にご飯をのせたあと動きが止まるさくらさんたち。なぜならご飯の中に昆布が混ぜこんであったからです。「いつもはお塩をかけるんだけどな・・・。」とAちゃん。
「塩はいらないんじゃない?」とTくん。見た感じ、確かに味が付いてそうです。そこで担任が言いました。「お塩の代わりに呪文をかけよう!おいしくな~れ、おいしくな~れ、おいしくな~れ!」
さくらさんたちもあとに続きます。「おいしくな~れ!」を3回唱えた後、安心した表情でラップで包んでいました。

「丸めて、丸めて♪」

 おにぎりが完成した途端、かぶり付くさくらさんたち。「おいし~!」「最高~!」と声が上がっていましたよ。

「こんなに美味しいのはじめて♪」

 やっぱり自分の手で作ったおにぎりの味は格別なんでしょうね。「おかわり!」ともう一度おにぎりを作って食べたので、ご飯のボールが空っぽになりました。
 次回はお米を研ぐところから取り組んでみようと思います。作る前は「自分でできるかな・・・?」と不安がっていたお友だちもいましたが、Aちゃん先生伝授のやり方のおかげで、すっかり自信がついたみたいですよ。来月の健康の日のお弁当は、是非おにぎりで(笑)!お子さんと一緒に作ってみて下さいね♪

林信彦