白川保育園の実践ブログblog

「七五三の飴袋作り」  5歳児さくらぐみ

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「七五三の飴袋作り」

  七五三の季節になりました。昨年はマーブリングの技法で袋作りに取り組みました。今年は造形教室で作った作品を袋にすることにしました。
 画用紙を半分に折り、さらに半分に折ります。広げて左右外側の部分をはさみで切り落とします。

「まっすぐまっすぐ・・・」

 残りの部分を重ね合わせて上下と開いているサイドにパンチで穴を開けます。
 適当な長さに切った紐を通せば袋の完成です。
  はさみ、パンチと順調にこなしていったさくらさんたちでしたが、紐通しに苦労していました。

「なかなか穴に入らないよ・・・」

  そんな中、ササッと作り上げたRちゃん。袋の外側を巻く感じで上手に紐通しができていました。お友だちが「どうやって作ったの?」「教えて?」とRちゃんのまわりに集まります。造形教室のさとちゃん先生さながらに、丁寧にやり方を教えていくRちゃん。担任よりも分かりやすかったみたいで(笑)、次々に袋が完成していきました。

「おかげさまで、出来ました!」

  絵の具を垂らし偶然出来た模様でしたので、一人として同じ作品はありません。筆で描くのとは違う味わいがあります。「オシャレだね!」とAちゃんが言っていましたが、確かに洒落た感じの袋に仕上りました。
  折り紙大好きのさくらさんですから、「折り紙で飾りつけてみようか?」と提案すると、「ハートがいい!」「手裏剣にする!」と口々に折りたい物を挙げていました。担任としては千歳飴にちなんで、長寿のシンボル「カメ」を頭に浮かべていましたが、あまり魅力がないのかな(笑)?「七五三」の由来を伝えた上で「カメ」も薦めてみたいと思います。
  果たして何が袋にくっついてくるのでしょうか?持って帰る日を楽しみにしていて下さいね!

林信彦