白川保育園の実践ブログblog

「キャンドル作り」    5歳児さくらぐみ

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「キャンドル作り」

  先日の造形教室は、キャンドル作りでした。親子ふれあいDayの時、完成品を御覧になられたかと思います。あのキャンドルがどのようにしてできたのかお伝えしますね。
 作り方はいたってシンプル。どろどろに溶かしたロウが入っている鍋に、水風船を入れ30回ほど上げ下げするだけです。
 「そんなのに入れたら風船が割れちゃうよ~!」と耳を塞いでいたYちゃんでしたが、割れないことがわかるとノリノリで出し入れしていました。すると今度は「重いよ~!」と訴えます(笑)。担任もやってみたのですが、ロウが付着して次第に重くなってくる風船を指2本で支えるのは大変でした。

「重くなってきたよ~!」

  空気に触れ、冷めると瞬時にロウが固まります。それを繰り返すことで層が厚くなりランタンが形作られていきます。中の風船を割れば、外側だけが残ります。その中央にロウソクを1本立てると作品の完成です。

「できたよ♪」

  チームごとに取り組んだので、待ち時間にはロウソクを入れる袋にマジックで絵を描いていたさくらさんたち。クリスマスを意識してサンタさんや雪だるまを描いていました。

「お絵描きだーい好き❤」

  今回は楽しみながら、ロウの不思議を体験することができました。いわゆる「科学」に触れることができた時間でした。
  キャンドルは12月のクリスマス会で展示する予定です。
 それまで割れないように気を付けて保管しておきますね。

林信彦