白川保育園の実践ブログblog

「カエルのみどりちゃん」  3歳児すみれぐみ

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「カエルのみどりちゃん」
  3歳児すみれぐみ

 先日、すみれぐみの壁面に次のようなお手紙が貼ってありました。

「カエルさんからのお手紙だって⁉」

 「いいことって何だろう?」「お菓子がもらえるのかも?」「早くお散歩に行こうよ!」と盛り上がるすみれさんたち。
  実はこれ、担任が仕掛けたお手紙です。お散歩でのサプライズを楽しもうと「♪カエルのみどりちゃん」(みんなが大好きな遊び歌)を利用させて頂きました。
 この日はお弁当の日でしたので、予定はお散歩。下見をかねて、コースの途中に「カエルのカード」を朝イチで隠し、準備は万端。
 期待に胸を膨らませながら、お散歩に出発。「なかなか、見付からないね~。」と言いながら、若宮神社に到着しました。すると案内板を見たMくんが、「あった!」と絶叫。1枚目のカードを発見しました。

「こんなところに・・・」

 本当にカードがあったので、お友だちが俄然はりきり出しました。2枚目は大木の幹に、3枚目はお堂の柱にありました。

「見~つけた!」

 「3枚見付けたから、きっといいことがあるよ!」と担任が切り出すと、瞳をキラキラさせてうなずくすみれさんたち。すっかり「みどりちゃんワールド」に入り込んでいました(笑)。
 ここが神社だったので、「どうか、いいことがありますように!」とお願いして帰園すると、早速いいことが。そう、みんなを待っていたのは大好きなママの手作りお弁当。みんなおいしそうに食べていましたよ。
 「みどりちゃんからも何かもらえるのかな?」とKくん。この時点では内緒でしたが、みどりちゃんからは「野菜の種」をもらえることになっています(笑)。
「よくカードを見つけたね。ごほうびに野菜の種をあげよう。大切に育ててね!」という流れになる予定です(笑)。
 ファンタジーの世界を畑活動につなげるのが今回のもう1つのねらいでした。空想の世界に浸り、ごっこ遊びが花開く3歳児代。まだまだ「みどりちゃんワールド」は続きますよ♪

林信彦