「カエルのみどりちゃんを探そう!」
最近はカエルのみどりちゃんからの手紙がなかなか届きません。そこで、お散歩に行き、みどりちゃんを探そうということになりました。
田植えシーズン真っ盛りなので、田んぼにはきっとカエルがいるはず、とはりきってマラソンコースに出かけました。
途中でバッタはたくさん見つけましたが、なかなかカエルには会えません。
しかしついにTくんが捕まえましたよ!
「ほら見て!カエルだよ♪」
「でもこのカエル、緑色じゃないからみどりちゃんじゃないよね?」とKちゃん。「きっとみどりちゃんの仲間のカエルだよ!」とMくん。「あ、田んぼに何かおる!」とKくんが叫ぶと、みんな一斉に田んぼのそばへ。そこにはたくさんのおたまじゃくしがいました。
「あ、おたまじゃくしだ!」
「これがカエルになるんだよ!」と得意そうなMちゃん。「本当に?」と驚いているRくん。
そこで園に持って帰って、カエルになるかどうか観察することにしました。
「あ、動いたよ!」
毎日、おたまじゃくしがどうなったかを気にかけているすみれさんたち。そのうちに手足が出たり、尻尾がなくなったり、体形の変化に気づくことでしょう。まだ3歳ですが、暮しの中で「科学」に触れているんですよ!
意気揚々と散歩に出かけてはみたものの、今回はみどりちゃん(子どものイメージではアマガエル)には出会えませんでした。
「この子、みどりちゃんの子どもかなぁ?」と期待のまなざしでおたまじゃくしを見つめていたSちゃん。どうか、緑色のアマガエルになりますように(笑)!
林信彦