白川保育園の実践ブログblog

「かくれんぼ」 3歳児すみれぐみ

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「かくれんぼ」

 最近、すみれぐみでは鬼ごっこが盛り上がっています。「だるまさんがころんだ」や「ボール当て鬼」「色鬼」など、様々な遊びがありますが、やはり1番人気は「かくれんぼ」。
 先日、クラスのほとんどのお友だちが参加してかくれんぼを楽しんだ時のこと。いつもは子どもたちと一緒にかくれることが多い担任ですが、この日は単独でかくれてみました。園舎付近の大木のかげに、段ボールをかぶるようにして潜んでいました。しかし待てども待てども子どもたちがやって来ません。諦めたのかな?と思ったその時、「先生~、どこにいるの~!」と担任を探しまわる声が。
 テラスや玄関まで来たのですが、誰も気が付きません(笑)。

「早く見つけてよ~!」

 (このままじゃお昼ご飯まで気付いてもらえないかも?)と焦った担任は、大声で子どもたちに「ここだよ~!」と呼びかけました。そこでようやく見つけてもらうことができました。
「先生、忍者みたい!」と感心する声もあれば、「たぶんここだろうと思ってた」と負け惜しみの声も上りました(笑)。

 かくれんぼを終え、室内に上がろうとした時、Kちゃんが「先生、バッタもかくれんぼしているよ!」と叫びました。近付いてみると、Iくんが砂に穴を掘り、バッタを入れていました。

「どこにかくれた?バッタさん!」

「出てきたぞ!」

(ただ単に虫で遊んでるのでは?)と思いながらも「へぇー、バッタもかくれるんだね~。」と声をかけました。すると「バッタの方が先生よりもかくれるのが上手だよ!」とKちゃんが一言。
 バッタに負けた担任でした(笑)。

 春頃に比べると簡単なルールなら理解できるようになってきたすみれさんたち。これからもルールのある遊びをたくさん楽しんでいきたいと思います。

林信彦