白川保育園の実践ブログblog

「サークルタイム」  4歳児ひまわりぐみ

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「サークルタイム♪」
 

  新年度が始まり、ひまわりぐみになったということでお集まりのやり方を変えてみました。
 これまでは担任と向き合う形で3列に並んで座っていたお友だち。それをサークル状に並び替え、担任もサークル内のお友だちの隣に座ることにしました。そうすることで全員の表情をお互いに確認できるようになりました。
 ねらいはズバリ「お友だちに目を向けよう」ということです。担任に依存的だったお友だちも、友だち同士の結び付きが強まり友だちを意識するようになります。他者をかいくぐって自分に気付くというのが4歳児です。相手の意見を聞くことで、違いを感じたり共感したりするようになります。そのための基盤を作るためにも、「サークルタイム」という時間を設けることにしました。
 記念すべき1回目は新しく仲間入りした「さとしくん」のために、一人ずつ自己紹介することでした。

「ボクの名前はMで~す!」

 新しいお友だちにカッコ良いところを見せようと、はりきって自分の名前を言う姿が見られました。恥ずかしそうにしていたお友だちもいましたが、名前を言えなかったお友だちは一人もいませんでした。3月のお楽しみ会でマイクの前でセリフを言ったことが自信になったのかもしれませんね。

 さて、たくさんの鬼ごっこを通して遊びのルールを理解できるようになったお友だち。ようやくこの遊びを楽しむ日がやってきました。「フルーツバスケット」です。簡単にやり方を説明すると、すぐにルールを理解して楽しむことができていました。

「靴下はいてない人~?ってボクじゃん。」

 「フルーツバスケット」がよほど面白かったみたいで、「明日もやりたい!」というお友だちが大多数でした。
 サークルタイムの中でチーム決めの話し合いをしたりする予定ですが、しばらくは「フルーツバスケット」の時間になりそうです笑。

林 信彦