白川保育園の実践ブログblog

「怖いけど・・・」 3歳児すみれぐみコアラGr

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3歳児になると、運動機能も発達し、手足の力も益々強くなってきたことで、戸外に出るとうんていや鉄棒などにも挑戦するようになりました✨特に最近子どもたちが挑戦しているのは、のぼり棒!ちゅうりっぷの頃からよく遊んではいたものの、まだ上手に滑って降りれなかったり、怖くて担任に助けを求める姿も多く見られていました。また、ちゅうりっぷぐみの頃は1番上まで登ることが出来ず、中段から滑り降りていましたが、すみれぐみになって1番上まで登って行くお友達も増えてきました!登った後は、棒にしがみつき滑り降りるのですが、1番上まで登ると高さに恐怖を感じ、「先生・・・怖い・・・」と降りれなくなってしまっていたコアラさん。一緒に登っていたお友達も「私も怖い。」「僕も怖い。」と気持ちが伝染していくかのように恐怖と不安を抱える子どもたちが増えてしまいました😰そんな中、「先生、どうやってすべるの?」と尋ねてきたSちゃん。「まず、手で棒を握って・・・」とSちゃんに滑り方を伝えると、「ちょっと怖い・・・💦どう?こうするの?」と何度も担任に確認しながらも見事自分で下まで滑り降りることが出来ました✨着地すると「出来た〜!!!」と大喜びで担任とハイタッチ♡そんなSちゃんを見て、まだ上にいたお友達も一気に恐怖心が無くなり、「やってみる!」と次々に自分で滑り降りていました😊

 

 
「1人で滑れるようになったよ✨」

のぼり棒だけでなく、うんていや鉄棒、平均台なども、初めは「怖い」という気持ちがあると思います。しかし、「怖いけどやってみたい!」と意欲的に取り組む姿があり、鉄棒では前回りに挑戦するお友達や、高いうんていにぶら下がってみたりと色々なことに挑戦しているところです!お友達と一緒に挑戦してみることで、恐怖心が薄れたりやり方を覚えたり、お友達や担任に見てもらうことで自信に繋がったり・・・集団生活ならではの経験が出来るのではないかと思います☺️ 「怖いけどやってみたい!」という前向きな気持ちに寄り添い、一緒に挑戦していけたらいいなと思っています♡


「平均台、カニさん歩きで渡れるよ✨」

荒木愛絵