白川保育園の実践ブログblog

「お兄ちゃん達は虫のプロ!!」 2歳児ちゅうりっぷぐみ

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「お兄ちゃん達は虫のプロ!!」

2歳児ちゅうりっぷぐみ

 

 今年は梅雨といってもあまり雨が降らずに例年より早い梅雨明けとなりましたね(^^)

 お友達は畑に植えたきゅうりに水やりをしたり、砂場で泥んこをしたり、戸外あそびのあとはシャワーや水あそびをして楽しんでいます♫

 先日、園庭で遊んでいると4歳児クラスのお兄ちゃんたちがミミズを探していたのでちゅうりっぷさんも真似をして、バケツとスコップを持ってミミズ探しを始めました。4歳児のお兄ちゃんたちが「いたいたー!ミミズ見つけたー!」と、バケツの中に入れたり「こんなにいっぱいいた!」と見せ合ったりしているとAくんがそれを見て「Aもミミズほしい!」と担任にいいました。すると話しを聞いていた4歳児クラスのお兄ちゃんが「ぼくのミミズあげる!」といって、Aくんのバケツにいれてくれたのです!!「ありがとうね」と担任が言うとお兄ちゃんは「また探すからいいよ」といって、花壇の植え込みのほうに向かって行きました。Aくんはミミズが入ったバケツを見て、とっても嬉しそうでした(^^)♡

 

「ミミズだ!」

 

 その後、同じくミミズを欲しがったBちゃん、Cくんもいたのでミミズを探していると今度は3歳児クラスの林先生とすみれさんが

「ここ!ここにいっぱいいるよ!」と教えてくれて、アドバイスどおりに土を掘ると、そこからたくさんのミミズとダンゴムシが出てきました!!!Bちゃんは喜んでカップの中に入れ、その動きを眺めていました!

 

「捕まえられるかな?」

 

 言葉で伝えられることが増えたことで、異年齢の友達から話しかけられる機会が多くなり、ちゅうりっぷさん達は恥ずかしそうにしながらも「うんうん」と返事をしています。そのあとも「虫すきなの?みる?」と言って、園で捕まえた虫をお兄ちゃんたちから見せてもらったり、「こうやると出てくるよ」といって、探し方のコツも教えてもらいました(笑)

 異年齢の友達との関わりが増え、年上児にやさしくしてもらったり、自分の名前を呼んでもらったりすることが嬉しいお友だち。今後もいろいろな場面で関わりを持ちながら、仲立ちをしつつ、子どもたちの育ちあいを見守っていきたいと思います。そして少しずつ同じクラスの以外の友達にも目を向けるようになり「保育園には自分よりも小さい子や大きい子がいるのだな」という気付きにも繋がっていくといいなと思っています(^^)

 

「一緒にみよう!お兄ちゃんと仲良くなったよ♡」

 

 

 

深堀ちさと