白川保育園の実践ブログblog

「子どもたちの気持ちにみんなで寄り添う」 主任:田上

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「子どもたちの気持ちにみんなで寄り添う」  主任:田上

春爛漫!
親子でのならし保育がスタートしたり、ならし保育が終了し少し涙を見せながらも頑張っている新入園児もいたりと、新しいお友だちを迎え、にぎやかな4月がスタートしました(*^-^*)

「タオルをかける場所、わかるかな?」

子どもたちの不安を少しでも減らすため、進級をする前の3月から次のクラスへとお部屋だけ移動をしたしらかわっこのみんな。1ヶ月かけて、次のクラスの生活や、お部屋などに慣れてきましたが…
4月に入ると担任が変わったり、何となくいつもと違う保育園の雰囲気を感じてか、在園児のお友だちも朝から「ママがいい~(´;ω;`)ウゥゥ」とシクシク泣いてしまったり、以前のクラス担任から離れなかったりする姿が見られます。

 

「靴履くけん、先生まっとてよ!」新担任と…♪

 

そんな中、年少に進級したMくん。朝から前担任にくっついて離れられませんでした。新担任は「〇〇先生がいいね~」とM君の気持ちを受け止め、「じゃあ、〇〇先生に一緒にいていいですか?ってきいてみようか?」 そこで、前担任へ一緒に聞きに行ったMくん。前担任は「いいよ」と受け止めてくれ、Mくんはクラスを行ったり来たりしながら一日過ごしたそうです。
時々年少クラスへ戻っては、出来ることに参加し、前担任のところへ行き…Mくんなりに初日は頑張っていたようです(*‘∀‘)

進級したからと言って
「あなたはこのクラスじゃないから、戻って」
「大きくなったんだから、前の先生に抱っこされたり泣いたりしたらおかしい」
ではなく、
「〇〇先生がいいね。行ってきてもいいよ。帰ってこれる時には帰ってきてね。」
「えらかったね、頑張ったね」
と、職員みんなで不安な気持ちを受け止め、少しでも頑張れたことを認めてもらう。
子どもたちは
「新しい先生も、自分の気持ちを受け止めてくれた」
という安心感の中で、新しい生活に少しずつ慣れていくのかな💛と感じました。
クラスを区切らず、園全体を通して子どもたち一人ひとりの気持ちにみんなで寄り添う…それが白川保育園の良いところだと改めて嬉しくなりました♡

前クラス・新クラスのお友だちもみんな先生と一緒♪

新しいお友だちも、在園児のお友だちも、「時間が薬❤」きっと慣れていきます(*^▽^*)
登園時、お子さんが泣いてしまうと、心配になりますよね…でも、白川保育園職員みんなで子どもたちの気持ちに寄り添い、大切に関わっていきます(^_-)-☆

温かい雰囲気の中で、少しずつ少しずつ新しい生活に慣れていってくれれば…と願っています💛
安心してお任せ下さいね♪