「消防署見学」
「社会生活との関わり」の一環として、また幼年消防クラブ員として消防署の仕事を知るために、毎年さくらぐみは消防署見学に行っています。今年も消防署にお邪魔しました。
バスから降りてすぐ、目の前に飛び込んだのは、訓練をしている消防士さんの姿。
「すごい!ロープで降りるスピードが速いね。」
高い所で躍動する消防士さんに見とれた後、チームに分かれて、ポンプ車・はしご車・レスキュー車・救急車などの車両を見て回ります。
「今から消防車に乗りこみま〜す♪」
それぞれのチームに担当の消防士さんがついて回って下さったのですが、レスキュー車のところでは「何のためにこの道具を使うのでしょうか?」という質問に「引っぱるため!」「持ち上げるため!」と臆せず答える姿が見られました。形状から推測するお友だちの答えに「よくわかったね!」と消防士さんも感心しておられました。
ちょうど無線連絡が入り、救急車と消防車がサイレンを鳴らして出動する場面にも立ち会うことができ、さくらさんたち大興奮でした。
次にペアを作って放水体験を楽しみました。
「Sちゃん、カッコいい!」
「ボクにもできたよ!」
「イケメンのお兄さん、これでいいの?」
子ども用に水量は調節してありましたが、花壇に水をまくホースよりもはるかに重い消火ホースに手応えを感じていたさくらさんたち。「重くないね?」という消防士さんの言葉に「大丈夫!」と答える姿は勇ましかったです。防火服を着ているからか、リアルに消防士に見えましたよ。
最後に「今日は楽しかった人?」と消防士さんが問いかけると、「は〜い!」と全員が挙手していました。さらに「大人になったら消防士になりたい人?」という問いかけにも半数以上のお友だちが手を挙げていました。
消防士のお兄さんたちが訓練する姿を間近で見たことで、憧れの気持ちを抱いた子もいたことでしょう。将来消防士になるお友だちもいるかもしれませんね。
林 信彦