「安田式体育遊び」
安田式体育遊びは器械体操の選手としても活躍された安田祐治氏により考案されました。訓練的指導でなく、子供が熱中出来る体育遊び、運動遊びという概念を提唱され、これまで1000を超える幅広いジャンルの体育遊びの指導法と数々の遊具、器具が生み出されました。よく小学校の校庭にタイヤが埋まった光景を見かけますが、あれも安田先生が考案された遊具だそうです。
今回は安田式遊具の「カラーマット」を使用しました。
まずはケンケン遊び。赤・青・緑・黄色のマットを並べ、色が変わるポイントで右足と左足を切り替えます。
「次は反対の足か!」
私か子どもの頃は白いマットが定番でした。白一色ではこういう遊びは難しかったと思います。視覚的に分かりやすく、組み替えることで遊びの幅が広がるというのが「カラーマット」の利点です。
またカラーマットは軽いので、子どもたちで動かすことができます。「川を作ろう!」と誘いかけると、マットとマットの間隔をあけて、隙間を「川」に見立て、川飛びを始めます。
「落ちないように、ジャ〜ンプ!」
さらにカラーマットは折り畳み式なので、立体的に使用することもできます。
「ハードル跳びに挑戦だ!」
体がほぐれてきたところで、4チームにわかれて「転がりリレー」を楽しむことにしました。カラーマットをクロス型に並べ、中央のマットまで転がりながらバトンを運びます。この際、「リングバトン」を使用します。筒状のバトンは転んだ時に胸を突くリスクがありますが、リングバトンは形状が丸なのでその心配がありません。これも安田先生が考案された器具の1つです。次の走者は転がりながらバトンを取りに行きます。
「取ったぞ!」
リレーが大好きなさくらさんたちはすぐにルールを覚え、競争を楽しんでいました。ヒートアップしてバトンがあちこちに散らばり始めたので、Kくんは中央に陣取り、4チームのバトンを次の走者が取りやすいように並べていましたよ。
「早く戻って!」
「安田式体育遊び」は日常の遊びの中でお友達と一緒に楽しみながら、全身を巧みに操れるようになる為の活動です。その結果高い共感性、社会性に加え子供の安全能力(自分の身を自分で守るためのとっさの判断や身のこなし)の向上も実現するものです。
しばらくは雨天の日が続きそうですので、他のクラスとも連携を図りながら「安田式体育遊び」を楽しんでいく予定です。
林 信彦