白川保育園の実践ブログblog

「どろだんごコンテスト」 5歳児さくらぐみ

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「どろだんごコンテスト」 

 

 8月のさくらだよりでも紹介しましたが、「化石探し」や「ボールけり」と共に盛り上がっているのが「どろだんご作り」です。誰のどろだんごが1番美味しそうか意見を出し合っていた女の子たち。 

「どれが美味しそう?」

 

 お友だちの作品を見比べる良い機会なので「どろだんごコンテスト」を開催することにしました。  

 どろんこプールの泥がどろだんごに適していると知っているSくん。水を汲んできて泥と混ぜ合わせます。

 

「やっぱりここの泥がいいよね!」  

 

丸くなってきたら、サラ粉をまぶしていきます。良質のサラ粉を求めて自転車小屋の中は大渋滞(笑)。

「あわてないで!みんなの分はあるから!」 

 

  出来上がったどろだんごの硬さをアピールしようと板の上を転がす男の子たち。

「どうか割れないで下さい!」

 

 板転がしでどろだんごが割れるお友だち続出。今回は制限時間を設けていたので、「そろそろみんなのどろだんごを集めるよ〜!」とアナウンスをすると「待って!割れたから作り直したい!」と懇願するお友だちも。「割れるのはイヤだから、私は転がさないよ!」と板転がしを回避する女の子もいました。 作り直しが終わり、みんなの作品をテラスに並べると品評会が始まりました。「このどろだんご、まんまるじゃないね。」「なんかUFOみたいだね!」「じゃあUFOみたいで賞にしよう!」という具合に子どもたちと一緒に「賞」を決めていきました。 

 「賞をもらったよ!」

 

  出来上がりの上手下手を決めるのではなく、作品の個性や独創性に重きを置いたので、全員何かしらの「賞」はもらえます。「これは何賞?」「ミートボールに見えるから、ミートボールで賞はどう?」「いいね!」、「何回転がしても壊れなかったよ!」「最強じゃない!」「じゃあ最強で賞ね!」「やった〜!」と賞が決まるたび喜ぶさくらさんたち。 

「ボクのが最強さ!」  

 

「これで終わり?」「もっとやりたい!」「次はすごいのを作る自信があるよ!」と次のコンテストを熱望する声も聞かれました。どろだんごを極めると「スーパーどろだんご」という物ができるそうです。次回は「スーパーどろんこ作り」にチャレンジするのも面白いかもしれませんね。

 

 林 信彦