白川保育園の実践ブログblog

「泥団子作り」3歳児すみれぐみ

カテゴリー:白川保育園の実践ブログ

先日、泥団子作りをしました!日頃から泥団子作りをして楽しんでいるすみれさんですが、この日は、さくら組のお兄さん・お姉さんと一緒に作ることに!
まずは、泥んこ山へ行き、土を丸めるところからスタート✨️
「大っきいの作る!」と手のひらより大きいお団子を作ったり、さくらさんが「小さい方が割れにくいよ」と教えてくれると、「小さいのにするー」と小さいお団子を作るお友だちなど様々!

「よーし!作るぞ」

「まーるくなーれギュッギュッ」

丸めたら、サラ粉をかけていきます!すみれさんが砂場の砂をかけようとすると、「こっちの自転車小屋の砂がサラサラしてて、ツルツルになるよ!」と教えてくれたさくらさん。さくらさんと一緒に自転車小屋に行き砂をかけていきます!砂をかけてはツルツルのお団子を目指して黙々と指で擦るお友だち!
すると、さくらさんが「少しツルツルなってきた!見て〜」と。「すげー!」「綺麗」とすみれさん。普段お友だちが作っている団子とは違うツルツルしたお団子に興味津々✨️
「オレもツルツルしたい」「私も!どうやってするの?」と、さくらさんに教えて貰いながら取り組んでいました!

「ツルツルなるかな〜」

気がつくと、自然とサラサラの粉を求めて、各地に散らばって作っていました(^^)
だんだんとさくらさんのように、黒い団子から白っぽい団子になり、少し黒くてツルっとした面が見えてくるお友だちも!「あ!ツルツルなってきた?!」と、担任やさくらさんに確認しては、「よっしゃ!」とルンルンでまた擦っていました(*^^*)

「見て〜丸くなったよ!」

砂場の坂からコロコロ〜と転がして「俺の固くて割れんばい!」「どっちが長く転がるか競走しよ!」とお団子転がし大会をしたり、「砂に埋めた方がツルツルなる」と砂に埋めじーっと見つめているお友だちなど様々でした(*^^*)

「転がったー!」

ご飯の時間になるまで集中して作っていたお友だち!「また夕方する〜」と牛乳パックに入れたり、「お家に持って帰ろ!」と大事に持ち歩いていました(^^)

普段は砂場の砂やアスレチックの木の下の土など、色々な土で泥団子を作っていたすみれぐみでしたが、その日以降、「泥んこ山の土が1番いいよね」「団子が固くなるもん」と、泥んこ山の土で泥団子を作るようになりました!笑
子どもたちなりに、土の違いを感じていて、「泥んこ山の土じゃないと弱いもんね!(他の砂や土は柔くて崩れやすい)」と得意げに話す姿が可愛くて笑ってしまった担任です笑

泥団子作りには、五感を刺激し、指先が器用になるだけでなく、作ったり壊したりしていく中で、「どのくらい水を入れれば、ちょうどいい砂の固さになるんだろう?」と創造力や集中力・科学力を育むことが出来ます!

ツルツルの泥団子を目指して、これからも皆で楽しんでいきたいと思います!

矢野晴香