白川保育園の実践ブログblog

「プラネタリウムを観たよ!」 5歳児さくらぐみ

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「プラネタリウムを観たよ!」 

 

  先日、熊本博物館に行きました。 

「あと2回寝たらプラネタリウムだよね?」と期待感も高まっていたさくらさんたち。当然バスに乗り込む際も意気揚々。

「博物館に向けて出発だ〜!」 

 

  車窓から外を眺めていると、カメラを持った人々が線路沿いに集結。(そうか、今日はSLあそBoyが復活する日だ!)と思い出す担任。しかも、豊肥線でのラストランということで、これを逃すと近場での勇姿は二度と見られません。信号待ちをしているバスの中で「どうか一目だけでも拝めますように!」と願っていると、白川に架かる鉄橋にモクモク煙をはきながら現れたあそBoy。「来た〜!!!」とさくらさんたちも大興奮。もしも信号待ちをしていなかったら、見られなかったであろうSL。奇跡としか言いようのない確率に、「今日はなんか良いことがありそうだね!」と担任も大きな声でみんなに伝えました。  

 興奮冷めやらぬまま博物館に到着。トイレを済ませ、プラネタリウムの入り口に。するとそこでRさんの歯が抜けました。ずっと歯のグラつきを気にしていたRさん。「良かった〜!」と安堵の表情。早速、良いことがありましたね! 

 「安心してプラネタリウムを観られるわ!」

 

  いよいよプラネタリウム鑑賞の時間です。天体スクリーンで「間違い探し」や「しりとり」などを楽しんでいると館内が暗くなってきました。

「ドキドキするね!」

 

  熊本の夜空やこの季節の星座が投影されると「すご〜い!」と感嘆の声が。 「テンテンの探しもの」という子ども向けの番組が始まると、笑ったりハラハラしたり応援したりとさくらさんたち大忙し。存分にプラネタリウムを楽しむことができました。 

 終わったら、開口一番に「お腹すいた〜!」の大合唱。雨予報のため、お弁当は園に置いていましたので、すぐにバスに乗り込み帰園しました。 

 さあ、お待ちかねのお弁当タイムです。「見て!星が入っているよ!」とKくん。そういえば恐竜博物館見学の日、Kくんのお弁当には恐竜が入っていました。今回は「プラネタリウム」ということで星だったんでしょうね。 

「星が入っているよ!」

 

  SLやプラネタリウムに大興奮のさくらさんたちでしたが、「お弁当を食べること」が何よりも嬉しかったみたいです。お弁当作り、お世話になりました。

「いただきま〜す♪」 

 

  今回は空腹に負けて(笑)、館内を回ることができませんでした。最近は「鉱石」や「天体」に興味を持つお友だちが増えてきました。「知りたい」という探究心の育ちを日々感じています。博物館は子どもたちの欲求を満たすことができる宝箱のような場所だと思います。館内見学もおすすめですので、次回は是非ご家族でどうぞ!

 

 林 信彦