「言葉の真似っこ」 もも組(ドキンちゃんチーム)
少しずつ、言葉が出てくるようになってきているドキンちゃんチームの子どもたち。
今は、絵本の中の言葉の真似っこに夢中です。 「たまごのあかちゃん」の絵本と「おばけだじょ」の絵本が大好きで、今月は毎日、繰り返し読んでいます。(^^)
椅子に座ってみんなで手遊びをして絵本の歌を歌います。♪ 歌の最後にお母さん指を口の前におき「しーしーしーしー静かに聞きましょう♪」というところはみんな揃っていてとってもかわいいですよ(^^)
たまごのあかちゃんの絵本では たまごの中から、ひよこやカメ、ヘビ、ペンギン、恐竜が出てきます。 私が「たまごのなかでかくれんぼしているのはだーれ?出ておいでー」と読んでいると「で○※いでー❣️」と口の横に手を添えて大きな声で真似っこします。次のたまごの中の赤ちゃんはだれかな?「たまごの中でかくれんぼしている赤ちゃんはだーれ?せーの」「で○※いでー!」最後の「でー!」は特に大きな声でみんなの声が揃っていてまたまたかわいいんですよ。(^^)
みんなで一緒に「でておいでー!」
途中絵本の中で気になったところを指差しにきたり、友だちと顔を見合わせ笑ったりすることもあり、ほっこりした時間が流れています。 「おばけだじょー」では、 「こわ〜い」「わ〜い」と反応も面白くてついつい、声色を変えて「おばけだじょ〜!」と言ってしまいます。(^^)
「これ!おばけ?」
園生活の中では「帽子かぶって外に行こうか?」というと自分の荷物かごから、帽子を取ってきてかぶろうとしたり、「靴もっておいでー」と言うと靴箱から自分の靴を持ってきたり、「お茶の飲もうか」と言うと自分の水筒をとったり、お友だちのも覚えていて「はい」と渡したり、お友だちのおもちゃが欲しい時は「かしてーって言ってごらん」と言うと「かしてー」と少しずつ言えるようになってきています。私たちも1つずつ、言葉と物。言葉と動作が繋がるようにゆっくり、わかりやすい言葉で話すように心がけています。 この間、ブランコを押して欲しかったA君が「ばぁばー」「ばぁーば」と大きな声で手招きして私を呼んでいました。「えーっ、ばぁばー?A君。先生だよ」と言っても「ばぁーば」と手招き!
「ばぁば、こっち来て〜」
「まっ、いいかー。本当の事だもんなー、子どもは正直だなー」と思いながら、「ばぁばが押してやろう」とブランコをゆらすと上手にブランコ乗り楽しんでいたA君です。まずは、身近な言葉から、覚えていってほしいですね。(^^)
西元千鶴