「ボール取りゲーム」
先日、久しぶりにボール取りゲームを楽しみました。まずは2チームに分かれます。センターラインを引き陣地を2つ作ります。陣の奥にボールを1つ置きます。相手が陣地に入ったら、タッチして捕まえることができます。捕まったら、ボールの横にあるフープの中に入らなければいけません。仲間にタッチしてもらうとフープから逃げ出すことができます。そのまま自分の陣地に帰っても良し、ボールを狙いに行っても良し、というルールです。10点先取したチームの勝利となります。
「ボール取られたらどうしよう・・・。」
以前はセンターライン付近で睨み合いが続いていました。
「ほらほら、捕まえてごらん!」
回を重ねるたびに守る方も上手になってきて、単独では相手に捕まることが増えてきました。
「悔しい〜!あとちょっとだったのに。」
すると、誰かがおとりになり、そのスキにボールを取るという「おとり作戦」や、わざと捕まり、味方にタッチされたら即座にボールを取るという「捕まったふり作戦」が見られるようになりました。
「今だ!」
相手の作戦が成功するのを見て、すぐに真似をする敵チーム(笑)。シーソーゲームのように一進一退の攻防が続きます。
「取ったぜ!」
「こっちも取ったぜ!」
「作戦を立てる」「協力する」「スキを狙う」というのがボール取りゲームの醍醐味です。5歳児ならではのかけひきが見られて面白いですよ。Kくんのお便り帳に『「ボール取りゲームって何?」と尋ねたら「ボールを取る遊びたい!」と答えていました。』と書いてありましたが、こういう遊びです(笑)。ご納得頂けたでしょうか?
走り回るので半袖になるお友だちが続出しています。寒い時こそ、こういうボール取りゲームなどを楽しんでいきたいと思います。
林 信彦