「紙芝居作り」
2月の造形教室は「紙芝居作り」でした。4枚の画用紙に絵を描いていく活動です。ねらいは「お話の絵ということで、4枚の関連性を認識して絵を描く」「描いた絵に簡単なお話を考える」 「紙芝居を友だちや先生に披露する」ことでした。
急に「紙芝居を作ろう!」と言われてもすぐには難しいですよね。そこで、まずは考えることから始めました。今回、チームごとにテーブルに座ったのですが「ドラゴンのお話はどう?」「私は魔女を描きたい!」と盛り上がるチームもありました。
「魔女のお話にするわ!」
テーマが決まると、次から次にクレヨンが走り始めます。
「ここにはお化けが住んでるんだ。」
「くまちゃんとお姫様よ!」
1枚目を描き終え、勢いよく2枚目に突入するお友だちもいれば、「次はどうしよう?」と悩む姿も見られました。ここで「関連性を認識する力」が問われます。描いた絵をしばらく見つめ、「よし!」と声をあげ、次に取り掛かるさくらさんたち。何か思い付いたみたいです。この時の表情が、まるで雨雲からおひさまが顔を出した時みたいに輝いていました。
「考えたよ!」
「できたよ!」と作品を持ってきたRくん。早速、みんなの前でお披露目です。
「紙芝居、始めるよ!」
なかなか奇想天外のストーリーでしたので、お友だちも大笑い。Rくんに感化されたのか、「ボクも面白いお話にしよう!」「お友だちに聞いてもらいたい!」と創作意欲が高まったさくらさんたち。1時間の活動時間では足らず、給食の後も取り組んでいましたよ。後日、お披露目会をする予定ですので、作品がおうちに届くまで、今しばらくお待ち下さいね♪
林 信彦