「みんなでおひなさま!」 2歳児 ちゅうりっぷ組 長野
時間が経つのは早いもので、あっという間にちゅうりっぷ組で過ごすのも残りわずかとなりました。進級することにあまり実感が湧かない様子の子どもたちですが、すみれ組のお集まりに参加をしたり、お箸セットの準備などを自分でしたりと、子どもたちと少しずつ進級に向けた準備を進めているところです。✨
朝、夕と戸外遊びをすることで、活動の時間には、机に座って製作遊びや粘土遊びなどを集中して楽しめるようになった子どもたち。今回は、3月3日のひなまつりに向けて、ちゅうりっぷ組でひな人形製作をした様子をお届けしたいと思います!✨
ひなまつり誕生会を目前に控えていたある日の室内遊びの時間、子どもたちは「粘土したい!!」「お絵描き!!」といつも通り好きな遊びを選び、準備して楽しんでいました。
しばらく時間が経つと、担任から「製作する?」と声をかけられた2人のお友だち。担任の作った見本を見て、「つくる!!!!✨」とやる気は十分です。☺️
まず、ピンクと青の画用紙からまず片方を選び、次に千代紙を選びます。様々な柄のある千代紙で、「どれにしようか迷っちゃう〜」と迷うかなと思いきや、サッとすぐに選んだお友だちでした。
次に、選んだ千代紙を、指先を使ってちぎっていきます。千代紙は和紙風のものもあり、少し硬めでしたが、しっかり指に力を入れてどんどんちぎることができました。✨ちぎり方も子どもたちによって様々で、どこまでも小さくちぎるお友だちもいれば、縦方向にのみちぎって千代紙が細長い形になるお友だち、次の工程に進みたくて大きめにちぎって「次は!?」と聞いてくるお友だちもいました。✨
千代紙をちぎった後は、千代紙を糊を使って画用紙に貼り付けていきます。久しぶりの糊の登場にワクワクのお友だち。✨ですが、担任にはひとつ不安なことが…。以前、糊を使った製作遊びをした際、糊が手につく感覚が苦手で何度も手を洗いにいったり、糊を塗りすぎて机も画用紙もベッタベタになったりして、「もうしなーい」と言われてしまったことがあったのです…。
★今回は、対策として糊が手についてもすぐに拭き取れるように濡らした雑巾を準備し、保育者1人に対して2人ずつで製作を行いました。★
さて、担任から糊の使い方を聞いたお友だちの製作中の反応は…。なんと、少しずつ少しずつ糊を画用紙に塗り広げ、千代紙を思い思いの場所に貼り付けることができました!!!!✨感触を嫌がることもなく、「ぬりぬり〜」「もっとのりしたい!もっとつかいたい!」と楽しそうに糊を塗っていました。✨
千代紙の貼り方もそれぞれ違い、隙間なくたくさん貼るお友だちや、糊をつけたところに上からパラパラ〜と千代紙を落として貼り付けるお友だち、細長くちぎった千代紙を、向きを揃えて柄のように貼り付けるお友だちなど、それぞれの個性が光る素敵な作品になりました!☺️
最後に、女の子はおだいり様、男の子はおひな様のお顔をクレヨンで描きます。なぐり描き中心だった子どもたちですが、最近は「おめ目と〜、お鼻と〜、お口!お口はにこにこにする〜!!」と、顔のパーツをしっかり理解してお絵描きできるようになりました。✨素敵なお顔が描けたら、子どもたちの顔写真も貼り付けて、ひな人形の完成です!!✨
ひなまつり誕生会の日は、未満児クラス皆のひな人形を飾り、「あれはくんの!あれはちゃんのだね!!」とそれぞれのひな人形を見ながらお祝いをしました。
〜おまけ〜
レストランちゅうりっぷ、今日も元気に開店中です!!