白川幼稚園の実践ブログblog

「ピカピカ泥団子✨」 5歳児 さくら組 くまGr 秋田

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「ピカピカ泥団子✨」
5歳児 さくら組 くまGr 秋田

先日、さくら組みんなで、ピカピカ泥団子大会を行いました♪
戸外遊びの時間でも、まん丸の泥団子を作って遊んでいるさくら組のお友だちが何人もおり、「綺麗な泥団子はね、綺麗な土と、サラ粉がいるんだよね!」「わんぱくハウスの中にサラ粉いっぱいあるばい!」と、子どもたち同士で作り方を話しながら、スコップとふるいと、バケツを準備して、泥団子作りスタート!!
まずは、泥んこプールの泥をスコップでほぐして、ふるいにかけます。

 

それぞれ自分の好きな量の土をふるいにかけたら、少しずつ水を加えて、お団子ができる固さになるまで混ぜます。

「もういいかな〜?」と、土の下準備が終わったら、いよいよ泥団子を丸めていきます!
「あんまり大きいと、割れちゃうよね〜。」「小さいの作ろうかな〜。」「カップ(完成した泥団子をいれる容器)に、ちょうど入る大きさにしよう!」と、それぞれ自分の好きな量の土を手にとって、手のひらを上手に使って、コロコロと丸めていきます。

ある程度形が整ったら、「もうそろそろ、サラ粉つけよう!」と、サラサラの砂、通称「サラ粉」を、つけて、親指の腹を使って、泥団子を優しく撫でます♪
「なんか綺麗になってきた〜♪」と、嬉しそうなお友だちでしたが、この日の泥団子作りは、一旦終了!!!
実は、ピカピカの泥団子を作るのに一番大事なことは、「一晩寝かせて程よく乾燥させること」だそうです!
「まだしたかったな〜。」「泥団子も寝るの?笑」と、まだまだ続きを作りたい気持ちをグッと我慢して、ビニール袋に入れて、泥団子さん、おやすみなさい♪

そして、翌日、「昨日の泥団子どうなったかな?」「私の泥団子、割れてないかな?」と、前日に作って寝かせた泥団子が、気になって仕方ない様子の子どもたち!
靴箱に入れて寝かせておいた泥団子を見てみると、、、「わぁ〜!!割れてない!」「綺麗になってる〜!!」「カチカチだ!」と、一晩寝かせたことで、水分が抜けて固くなり、表面も少し綺麗に見えました♪

早速、泥団子の続きです!!
この日は、一晩寝かせた泥団子にサラ粉をかけながら、魔法の布(ストッキングを小さく切った物)で磨く作業です。
「なんかちょっとドキドキする!」「割れないかな?」と、魔法の布で磨くことに、不安そうな子どもたちでしたが、私が少し磨いてピカピカに光りだした泥団子を見せると、「うわぁ!すごい!」「先生、上手じゃん!」と、泥団子よりも目を丸くして驚いていました(笑)
そして、自分の泥団子も、魔法の布で磨きます!!
「ここに座ってしよう!」と、夢中になって、泥団子を優しく撫でる姿は、まるで職人のようでした(笑)

磨いていると、だんだんピカピカに光り始める泥団子に、「なんかお月様みたい♡」「宝石みたいだね〜♡」と、嬉しそうな子どもたち♪
満足いくまで、磨きあげたら、カップに入れて、テラスに飾って、「さくら組が作った泥団子見に来てください!」と、色んな先生やお友だちに声を掛けて、沢山のお客さんに見てもらいました♡

今回、私も子どもたちと一緒に泥団子を作ったのですが、「今、何時?」と、子どもたちに何回も聞くほど、大人でも夢中になることができました。
また、泥団子作りの中でも、途中で割れてしまったお友だちに、「大丈夫!水で一回濡らしてごらん!」「もう一回作れば良いよ!」と、声をかけたり、「ここにサラ粉いっぱいあるよ〜!!」と、お友だち同士のやりとりも沢山見ることができました。
さらに、「こうやって、優しく撫でたら、ピカピカになる!」「爪が当たらないように指のここ(指の腹)で、すると良い!」と、泥団子作りの中で、自分で考えたり、新たな発見をする子どもたちの姿も見ることができました。
子どもたちひとりひとり、興味の差や、得意、不得意は、ありますが、これからも、色々な遊びや活動を楽しむ中で、自分が好きなことや、夢中になれることを見つけてほしいなと思います♪