『どんな料理にする?』 5歳児 さくら組 きりんGr 中村
前回お伝えしたブログでは、子どもたちから様々な料理が出てきて何種類作るのかをみんなで話しあっている最中であることをお伝えしていました✨️今回は、その後どんなふうに決まったのかをお伝えしたいと思います!
まずは、何種類作るのかという話し合いです。1種類かいい人、2種類がいい人それぞれかしっかりと理由をみんなに伝えますが、前回と同様でどちらの意見も一歩も引けない様子💦そんな時に「もう、じゃんけんで決めよう!」という声が聞こえてきました。なかなか決まらない様子を見かねたお友だちが「それぞれの意見の代表の人がジャンケンしたらいいじゃん!」と提案をしてくれました。すると、これを聞いた他のお友だちも「そうしよう!」と、じゃんけんで決めることに意見が一致しました。それぞれの意見の代表のお友だちが前に出てきて、それ以外のお友だちはしっかりとズルがないか審判をします。「じゃんけんぽん!」と、みんなで合図をし勝ったのは、1種類作りたいお友だち✨️「これで、1種類作るに決定だね!」と、みんな決まったことに嬉しそうでした😊
そして、続いてはどんな料理にするのかの話し合いです。まずは、前回出てきた意見を見ながらみんなで幼稚園で作れるものを考えました。すると、「油を使うものは危ないから難しかも」との意見があり、「じゃあ、からあげと天ぷらは作れないか、、、」「確かに」と少し残念そうなお友だち。Tくんが「作れなかったものは、おうちで作って食べたらいいからね!」と作れないことに落ち込んでいるお友だちに声をかけていました😊
8種類の料理の意見が出ていましたが、そのうちの2つは作ることが難しいということと、『煮物』と『みそ汁』は給食でも出るからということで、残りの4つ『バター醤油』『コロッケ』『お好み焼き』『だんご』の中から選ぶことになりました。どの料理にも食べたいというお友だちがいたので、どうやって決めるかを話し合います。すると、Sちゃんが「にっらめっこして決めようよ!」とのこと。それを聞いたお友だちも「いいね〜!」と賛成の様子。そこで担任が「どんな風にするの?」Sちゃん「それぞれの意見の代表の人が出てきて、4人でにらめっこするの!」担任「じゃあ、もしも誰も笑わなかったら?」Sちゃん「ん〜、そしたらその時に考える!」担任「じゃあ、やってみるか!」と、にらめっこできめることに👀
それぞれ代表の人を決め前に出てくると4人で円になり、他のお友だちはしっかりと審査員。みんなで掛け声をして、にらめっこがスタート!
すると4人のうち2人が笑い、残るはAくんとSくん!もう一度みんなで掛け声を行い、2人でにらめっこがスタート!ですが、何度してもお互い笑わず「決まんないね〜」と呟く子どもたち。「じゃんけんしよう!」と、じゃんけんで決めようとしましたが、いざやって見ると「Aくんが今遅出しだったよ!」と、2回戦をするものの「Sくんが遅出しした!」と、じゃんけんも中々決まらず、、、すると、Tくんが「じゃあ、くじ引きしようよ!」Mくん「え、でも2人いるからどっちか引けないじゃん」Tくん「だったら、入れ物をふたつにしてそれに『お好み焼き』と『バター醤油』って書いた紙を両方に入れる。そして、ふたりが引いた紙に書いてあるのが一緒だったら決まりってことにしたら?」Mくん「それだったらいいね!」と、他のお友だちも納得しくじ引きをすることに!AくんとSくんにそれぞれ1枚紙を引いてもらい「せーの!」でみんなに紙を見せると、なんと1回目で2人とも『お好み焼き』の紙を引いたのです✨
これには、みんなびっくりで「すごーい!!」「決まったね!」とみんなで大喜びでした😊
今回の話し合いでは、何日も時間を区切りながら話し合いを進めてきました。なかなか決まらずどうしようかと担任も悩みましたが、面白い決め方など子どもたちならではの発想も出てきて、実際に出た意見をやってみながら、みんなで試行錯誤して決めることが出来て良かったなと感じました☺️
美味しいお好み焼きをみんなで作って食べたいと思います♡