白川の里の実践ブログblog

絵本の秋

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保育園では毎日欠かせない絵本の読み聞かせ。
朝のお集まり、自由遊び、給食前・・・。1日に数え切れない程読むこともあります。

子どもたちは、お気に入りの絵本を自分で選び、保育士に「読む!」「読んで!」と持ってきたり、お友だちと一緒に見て楽しんだり。お友だち同士で読み聞かせをする姿もあります♪

絵本の読み聞かせをしていると「もう1回読んで!!」のリクエストが絶えず大変だなあ、と正直思ってしまう事もありますが、子どものその発言はそれだけ絵本に夢中になっている証拠なので何度でも読みます!
実際に何度も読んでいると、気づけば子どもたちが台詞を完璧に覚えているなんてことがよくあります。それほどのめりこめる絵本ということです。

そんな大切な絵本ですが、今絵本が影を薄めています。

絵本に成り代わり、テレビやスマートフォンなどがはばをきかせているのが現状です。

読み聞かせをしている間、その大人はその子だけのものです。「自分だけを見てくれている」という独占欲が満たされ心も満たされることで気持ちが穏やかになり安定することができます。

お仕事や家事が忙しくテレビやスマートフォンを見せていると静かでおとなしく楽だなと感じることがあるとおもいます。

たまにはテレビ・スマートフォンを消して、子どもと2人きりの時間を大切に絵本の読み聞かせをしてあげる“絵本の秋”を過ごしてみるのもいいかもしれません(^^)♪

 

白川の里保育園 保育士 森本真実