ご入居者N様の息子様ご夫婦は、毎日ご面会に来られN様のお好きな飲み物で、アイスマッサージをされたり、昔の写真を眺めながら優しく声を掛けられています。
先日、息子様よりN様がどんなお母様で、どんな子育てをされていたか懐かしそうに私に話して下さいました。
そして、話の合間に「なあ母ちゃん、覚えてるか 懐かしいなあ」と優しくN様の頬や、頭を撫でながら「おふくろが、毎日とても穏やかな顔をしている。それが、何より嬉しい。ホントに、一生懸命働いて育ててくれたから。おふくろには苦しんで欲しくないんです。」と、息子様の思いを聞かせて下さいました。
残された人生の大切な時間に、私達を選んで頂き、傍にいさせて頂けることに感謝しました。
その人らしさを尊重したケアを全力で提供させて頂きたいと強く思いました。
東館1丁目 橋爪真里