白川の里の実践ブログblog

失敗は成功の基

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 今日は、マラソンの父『金栗 四三・かなくり しそう』が生まれた日です。

熊本県玉名市に生まれました。

1911年(明治44年)に開催されるストックホルムオリンピックにむけたマラソンの予選会にマラソン足袋で出場し、当時の世界記録を27分も縮める大記録(2時間32分45秒)を出し、オリンピック出場を果たしました。

オリンピックでは日射病で意識を失い、翌日に目を覚まし、

「大敗後の朝を迎う。終生の遺憾の事で心うずく。余の一生の最も重大なる記念すべき日になりにし。しかれども失敗は成功の基にして、また他日その恥をすすぐの時あるべく、雨降って地固まるの日待つのみ。人笑えば笑え。これ日本人の体力の不足を示し、技の未熟を示すものなり・・・粉骨砕身してマラソンの技を磨き、もって皇国の威をあげん」

と日記に綴っています。

ですが、このレースは出場者の半分が途中棄権した過酷なレースだったそうです。

金栗 四三はその後もオリンピックへ三度も出場されています。

 

この日記の中に『失敗は成功の基』とあります。

人間は誰しも完璧ではありません。私もたくさんの失敗をしてきましたが、色んな人から助けられ教えられ今に至っています。

これからもし、他の誰かが失敗をしても、失敗しても大丈夫! 

次、同じ失敗を繰り返さないように一緒に考え助け合い、お互い成長していけたらいいなと思います。

 

東館1丁目 介護職 山本