白川の里の実践ブログblog

祖父がやっていたこと

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菊の花が咲くこの時期になると毎年祖父の事を思い返します。

私の祖父は他界して8年程経ちますが、生前は毎年100鉢程の菊を育てていました。

それもひとつの鉢に一輪を咲かせる大菊ばかりです。

品評会に出すわけではなく、また人にあげるわけでもなく…。

綺麗に咲いた菊を見に来られた人に自慢する事もなく、見に来られた人の笑顔が見たくて長年にわたり毎年育てていたようでした。

私と父は台風の度に重たい鉢を家の中に入れたり出したりをさせられていたので

「もう育てんでよかろう」

と祖父に毎年言ってましたが・・・祖父はひたむきに育てていました。

 

私も祖父を見習い、入居者の笑顔の為に日々の介護を行っていきたいと思います。

                     

                   北館2丁目 吉田 崇