「今の職場を辞めるなら、うち(白川の里)に帰ってきませんか?」
「西さんとまた一緒に仕事がしたいです。」心のこもった優しい一本の電話をきっかけに、2年前に辞めた白川の里に戻る決心をし、5月1日より白川の里居宅介護支援事業所の介護支援専門員として復帰しました。
4月…
戻る決心をしたからには、心機一転、新しい気持ちで仕事に挑まねば!そんな気持ちで「白川の里 理念テキスト」(なぜか辞めた後も手元に持っていましたので)を開き
「人財育成の理念」のページまで読み進んだところで、私の心にピ~ン!と響く言葉が…
それは“人財”という言葉です。
そこにはこう書かれています。
「私たちは、皆さんを
給料で雇った単なる労働者とは考えません。
ひとは人材ではなく“人財”なのです。
私たちは、皆さんを
心身に何らかのしょうがいがあって困っている人やその家族を助けるために
その人たちに幸せになってもらうために
力を合わせて働く“同志”であり“仲間”だと考えています。」(以下省略)
職員一人ひとりを“人財”として考えて貰える暖かい職場なのだと思うと、白川の里で働くことで、自分の価値を再認識する事ができ、やりがいを見出す事ができそうな気がして、新たな希望と力が湧いて来ました。
5月…
白川の里に戻ってやがて半月。職員出入口や廊下でお会いする懐かしい方々に「お帰りなさい」「また宜しくお願いします」等と沢山の方々から声を掛けて頂く度に、白川の里で働く一人ひとりの優しさに触れ、「出戻りで何だか恥ずかしいなぁ」という気持ちが「戻って来て良かったなぁ」という気持ちに変わり、「白川の里の同志として、仲間として、体力と気力の続く限り頑張りたい」という元気が湧いて来ています。
縁あって白川の里でもう一度働く事となり、今度こそ定年を迎えるまで白川の里の“人財”であり続けられるよう、これまで培って来た経験を生かしつつ、ご利用者お一人おひとりのいのちに寄り添い、良き相談役、調整役として介護支援専門員としての役割を果たして行けるよう日々努力して行きたいと思います。
居宅介護支援事業所 西幸子