白川の里の実践ブログblog

入職して感じたこと

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 現在、入職し1年と10カ月になります。これまでここで学んだことをお話したいと思います。入職し最初に感じたのは、運営方針にもありますチームケアを大切にするということです。管理職の方々をはじめ、ユニット・医務、栄養士間などみんなで話し合い、そのご入居者にとって何が一番いいのか、いろんな意見の中から決めていくこと。食事が入っていないということに対して、睡眠や排便の状況はどうなのか、精神面や薬についての意見や、昼夜逆転を改善する為に日光の当たるところで過ごしてもらうことや環境を整えたり変えたりすること、好まれる食べ物や飲み物を探したり、ゆのみやストロー付きのコップ、小分けして小さな器で提供すること、オリゴファイバーの提供、インアウト、D4シートなど書きつくせないほど様々な意見がでるのを聞いて、いろんな方法を試したり、アイデアを出したりされていることがわかりました。それぞれの立場からの意見・考え方がとても刺激にもなり、なるほどそういう方法もあるんだと思う事ばかりです。他の職員さんにとっては当たり前のことかもしれませんが、入職したばかりの私にとって(今もそうですが)学びの場になっています。食事についてはもちろんですが、仕事で悩んでいる事なども相談すると、どうしたらいいのか一緒に考えてくださったり、時には業務の分担や内容も変えて改善して下さる、ひとりで悩まなくていいと言っていただけることはとても力強く安心することができました。「野球は誰かが誰かをフォローするスポーツ」だと、WBCの解説の方がおっしゃっていましたが、これは仕事にも同じことが言えるのではないかと思いました。私はみなさんにフォローしていただく事ばかりですが、学んだことを大切にし、福祉の仕事に携わる一人として、自信をもって意見を言えるように、頼ってもらえて、今度は私がフォローができるように努力していきたいと思いました。

                                管理栄養士 丸山