新型コロナウイルスの発生から3年余りが経ちました。収束が難しい中、今月の8日から感染法上の分類が季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に引き下がりました。「5類」になったことで、医療費の自己負担や感染者・濃厚接触者の外出自粛要請の制限がなくなりました。個人や勤務先の判断によっては、感染者であっても無症状や軽症者は出勤することができるようになり、市中で感染が広がる可能性があります。また、マスクを外している人はほぼ見かけなかったのですが、この前出かけた際はマスクを外して歩いている人を何人か見かけるようになりました。
当施設では3月末に、熊本市役所感染症対策課からコロナ感染症の標準予防策についての研修があり、その中で新型コロナウイルスについての座学や手指衛生の大事さ・正しい洗い方・防護服の着脱ポイントを改めて教えていただきました。
5類によって、以前より会食や遊びに行くことが少しずつ増えていくとは思いますが、その反面、自己判断・自己管理がより大切になりますので、コロナウイルスに感染しない・周囲に広げない為にも研修で教わったポイントを思い出し、手洗い・手指消毒や換気の徹底など感染防止対策に気を配っていきたいと思います。
機能訓練指導員 荒田 直樹