白川の里の実践ブログblog

自信が持てた日

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先日、母校の介護福祉士養成課程の閉校記念式典に参加しました。

プログラムの1部に卒業生シンポジウムがあり、「介護実践を通して介護の未来を語る」というテーマで4名のシンポジストによる発表がありました。

私もシンポジストの1人として、シンポジウムで話をさせて頂きました。

 シンポジストのお話を頂いたのが2ヶ月ほど前で、どんな内容にしようかと休日のたびに悩み、時には母校の先生に助けてもらいながら内容を考えていきました。

内容を考えていくうちに、私が伝えたいことは、介護は奥が深く楽しいということ、そしてとてもやりがいがあるという事だと気づきました。

 私は最初から、介護福祉士になろうと思って大学に入ったわけではありませんでした。しかし、大学で介護の勉強をしていくうちに、介護のおもしろさを知り、卒業する頃には、介護が好きになっていました。そして、仕事をしていくうちに、介護のおもしろさややりがいをもっと多くの人に知ってほしいと思うようになりました。

介護はきついことも多くありますが、それ以上に得られるものがたくさんあります。

自分のちょっとした行動でお礼を言われたり、「今日も来たね。」と笑顔で迎えてくださったり、そういう小さな積み重ねが今の私のやりがいになっていると感じます。

 式典後の懇親会では、同じ学び舎で苦楽を共にした同級生や今も活躍されている先輩方、自分も歩んできた道を今通っている後輩たちと他愛もない話をし、「辛い時、振り返れば仲間がいる。帰って来る場所はここにあるんだな。」とぼんやり思いながら、また明日からも頑張ろうという気持ちになれました。

母校の介護コースが無くなってしまうのはとても寂しいですが、大学で教えて頂いたことを今度は私たちが伝えていけるように、これから頑張っていきたいと思います。

 

                             西館2丁目 ユニットリーダー 古野