白川の里の実践ブログblog

寄り添う姿

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 先日、新任職員とある入居者の方のケアに入る機会がありました。

ケアを始めようとすると、「この人が1番上手だけん、しっかり見て学ばなんよ」と入居者の方が新任職員に声を掛け、細かくやり方を教えて下さいました。

 今では、その入居者の方と世間話をしたり、居室で、「忙しくないなら、一緒に見て行かんね」とご本人が好きな映画を、誘って頂き一緒に見たりすることもあります。

しかし、初めのころは自分も細かくやり方教えて頂きました。何度もケアを行い、どの様にすればご本人がやりやすいか等、考えながら行う事で、教えて頂く事も少なくなり、お話しする機会等も増えていったように感じます。

 同じユニットで生活していても、入居者の方々の数だけ個性や生活があります。その十人十色な生活に寄り添い、ケアを行っていくことで、なじみの関係ができ、安心・安全な生活に繋がっていくと思います。

どの職員がケアを行っても安心できるように、また、安心して生活を送っていけるように、これからもユニット全体で良い関係作りを続けていこうと思います。

 

東館1丁目 菅田優大