若草学園の実践ブログblog

豆まき

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2月の行事は?と聞かれると節分が思い浮かびます。おもちクラスでは、節分にちなみ、赤鬼と青鬼のお面を作り豆まきをしました。クレヨンで髪に色を塗り、角と眉は線に沿ってハサミで切り、糊付けやシール貼りと忙しい作業でしたが、怖い鬼や優しい鬼を眉と口で表現するなど工夫がされており、中には、一本角や一つ目の鬼もいました。子ども達の想像力には感心しました。豆も自分達で、新聞紙を手で半分に破り丸めた物です。さあ、午後からは鬼がやって来ます。事前に「職員が鬼だよ。優しい鬼だから大丈夫だよ。豆は優しく投げてあげてね」と伝え、節分の絵本を読み、鬼のお面を被り準備万端です!「あれ?鬼が鬼を退治する?」とふと思ったのですが「まあ、いっか」で気を取り直していると「うおー、鬼だぞー」と鬼の登場です。子ども達、怖かったんですかね、、鬼の背中に向けて「鬼はー外ー」と豆を撒いていました。泣いたり、隅っこに隠れたり、トイレと言って逃げる子ども達も居ましたが、鬼が「ごめんなさい、もうしません。許して下さい」と伝えると安心したのかゾロゾロ寄って来て「いいよ、もうしないでね。(僕、私も)豆を投げてごめんなさい」と、微笑ましい姿が見られました。鬼と仲良くなった後は、ハイタッチをして記念撮影です。恐る恐る近づく子ども達「あれ?〇〇先生でしょー」と安心したのか「ホッ」と息を吐いていました。「おひさまの鬼は、今年一年、皆んなが病気やケガをしないように来てくれて、病気やケガを持って行ってくれるんだよ」とお話しをすると「そうなの?優しいね」との声が聞こえ嬉しく思いました。鬼役の先生方、毎日変わった演出で登場して頂きありがとうございました。

    通所部 藤本