寒くなったり暖かくなったり…寒暖差が激しい日が続きますね。早く暖かい春が来ないかなあと待ち遠しく感じます。体調に気を付けて過ごしていきたいですね。
さて、おもちクラスの年長児さん達はもうすぐ小学生!おもちクラスも卒業間近です。他の子ども達も、学年が一つ上がり、ドキドキワクワクとした気持ちだと思います✨
子ども達は、この1年間でたくさんの成長を見せてくれました。私自身も、自分の支援を振り返った際に、この1年間でどれくらい「出来た」事に気付いてあげられただろうか…と思うと、残りの時間でたくさん気付いて伝えてあげたいなと思います。
子ども自身が「出来た」と感じる場面は、一人一人違い、こちらの伝え方もその子に分かりやすい方法で伝えたいところです。
おもちクラスのA君は、椅子に座って過ごすことが難しく、自分の体の動きをコントロールすることに課題がある為、日々職員同士で話し合いながら、落ち着いて座って過ごせる方法を考えています。その中で、A君の強みに着目し、体を動かして遊ぶことが好きだったり、ポイントを貯めていくようなゲームが好きであることを活かして、メモ紙に「すわっておはなしをきけている」や「あるいていどうできている」といった好ましい行動を書き、出来ている場面ですかさず褒め、そのメモ紙に花丸を書いてポイントを貯めていくような支援を行ってみることにしました。ポイントが貯まったら、A君の大好きな、体を動かす遊びを1つすることがご褒美です♪
A君に説明してみると、「いいよ!頑張る!」と前向きな言葉が聞かれました。何気なく座っているいつもの場面でも、「今、かっこいい姿勢で座ってるね!花丸書きます✨」と伝え、目に見える形で褒めると、お集りや活動中も落ち着いて座って過ごせる様子が増えてきました。私たちも、普段よりも褒める回数が増え、「今までこんな風に気付いてほめられていたかな?」と自分の支援を振り返るきっかけにもなりました。A君がポイントを貯めて、ご褒美で一緒にトランポリンや鬼ごっこをしていると、「またこの時間欲しいな!明日も出来る?」といった言葉が聞かれ、「じゃあ明日もポイント貯められるようにがんばろうね!」と一緒に同じ方向を向いて取り組める内容になったことを嬉しく思いました。
子ども達が自分でも気付かないうちに出来ている様々なことを、小さなことでも言葉で「出来たね!」と伝えて、自己肯定感に繋げていけたらと思います🌷
児童発達支援センター 通所部 東