若草学園の実践ブログ blog

フレッシュな感覚

カテゴリー:若草学園の実践ブログ

 療育はその子の障がいや特性に合ったオーダーメイドの専門的支援を行います。療育を行う場として事業所だけでなく、保育園や学校など子どもが普段生活する集団活動の場もあります。園や学校を訪問させて頂くことで子どもの日常生活の中で頑張る姿や困っている事を先生や保護者と共有することが出来ます。

 

さて、おひさまには、1年を通して色々な大学や短大、専門学校から学びを求めて実習生が来てくれます。今年も公認心理師を目指す大学生が来てくれました。おひさまの中で直接支援をする実習と併行して、子どもが通っている園へ訪問する時に同行してもらいました。園の先生方も療育を学ぶ実習生に気軽に話しかけて下さり、子どもの頑張っている事や困っている事を共有することが出来ました。

実習生にとって療育事業所から園訪問する事も意外だったようです。実習生からは「おひさまだけで見えてくる子どもの姿だけでなく園の集団保育の中で見られる子どもの姿を知ることがとても大切だと知りました」「保育園は集団生活の場であることが、あらためて分かりました。」「先生の全体指示では理解できずに行動の切り替えが難しくても、個別に手本を見せて『こうすると良いよ』『今は、~するよ』と子どもとやり取りを丁寧にすることで理解して行動の切り替えが出来るということが分かりました。」と自分で感じた率直な意見を言ってくれました。「おひさまは療育をする所」という視点から一人ひとりの子どもに寄り添うためにはその子の日常生活を知り、関わる人々と情報共有して連携することが子どもの幸せに役立つのだとシンプルに理解して発言していることに感心し、実習生の視野が広がっているのを感じました。「このことが『脳みそが新鮮だ』ということだな~」と羨ましくも思いました。本当にスポンジのように知識や実践で感じたことが吸収されている様でした。

 

学ぶことに年齢は関係ないと言いますが、やはり反応の早さと素直さ、賢明さにはかないません。福祉の世界にこのような若い人達が入ってくれることで子ども達への支援もより充実すると感じました。貴重な若い人材が職場で定着するためにも私達も丁寧なやりとりと専門性、柔軟な心が必要だと気づかされました。障がいのある子どもへの支援が充実するように必要な知識を増やし、関わる他の支援者と柔軟に連携が出来るように努力を重ねていきたいと思います。

 

児童発達支援センターおひさま 吉田広子