今年度が始まり、早いもので2ヵ月が経ちました💦
お子さんひとりひとりがそれぞれの環境で頑張っている姿を見たり、聞いたりすることで、こちらもうれしい気持ちになり、さらに「私もがんばらなきゃ」とパワーをもらっています。
ある日の送迎での出来事をお話したいと思います🚙
放課後等デイサービスのお子さんをご自宅にお送りした時のことです。これまであまり送迎する機会がなかったこともあり、職員にご自宅の場所を確認し、もしもの時のために住所を控えたメモをバックに入れ、「先生、初めてだから間違えそうなときは教えてね。」とお子さんたちにも伝えて出発しました。お子さんたちも初めての職員が送迎することで少し戸惑いもあったのではないかなと思いますが、落ち着いて乗車していました。
Aくんのご自宅の近くまで来たところで「一つ目の角だったかな?もう一つ先の角だったかな?」と迷った時に、「Aくん、もう一つ先だっけ?」と尋ねると「いやいや」とことばとジェスチャーで返答があり、「ここを曲がる?」と尋ねると「はい」と答えてくれました。Aくんは表出できることばは多くはないお子さんですが、しっかり自身の持っていることばを使ってやりとりが成立し、無事にご自宅に送り届けることができました✨
Aくんが道案内をしてくれたおかげで迷わずにご自宅までたどり着けたことを、保護者の方に伝えると「え?ほんとですか?」と驚かれると同時にとてもうれしそうな様子で「先生に教えれたの?すごいね☺」とAくんに声をかけられ、Aくんとハイタッチをしている光景を目の当たりにして、とてもうれしく温かい気持ちになりました。
送迎という日常の中にも、相手が変わることや声かけや対話をすることなど、小さな環境の変化がお子さんの持っている力を引き出すチャンスにもなるんだなと改めて感じることができました。今後もお子さんの持っている力が発揮できるような働きかけや可能性を信じてさらに力を伸ばしていける支援をしていきたいと思います。
児童発達支援センターおひさま 言語聴覚士 佐藤朱加