若草学園の実践ブログblog

「共感し合うと言う事」  

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子ども達自らが共感し合うと言う事とはどういった事だと思いますか?

毎日、友達といろんな遊びをしています、UNOトランプゲーム、テレビゲームや外遊びの時の自分の植えた花の防御柵作りにもそうです。ついつい一人の友達の遊んでいる遊びが面白く何気なく一緒になって取り組んでいる姿がそこにあります。一人の子どもの植えた鉢を他の友達に荒らされない様、その子供は網で防御柵を作り始めました。自分なりにそれぞれの網の端と端とを紐のようなもので結びその花の鉢を囲むように上手な手つきで取り組み始めましたが、少し範囲が広い事もあり四苦八苦しているその子供に助け舟が現れました。子どもの『手伝って』の言葉かけもなく、自然の成り行きのままにその子供ともう一人の友達は無言で柵を作り始めました。「こっちして」「あっちして」の言葉の掛け合いもなく、ただ無言でそして相手の作業に歩調を合わせたかのように段取り良く作っていく二人の姿、共に暗黙の了解のもとで同じものを作る楽しさを二人共々感じていたように思いました。