プライバシー保護
「本人からの訴えがないから訪問できない(関わりがもてない)」。
よく聞かれる支援者のことばです。
個人情報保護法が施行され、支援からの良い逃げ道としてこの言葉が使われるようになったと感じる。
プライバシー保護とは、問題とは直接関係のないところの情報保護であって、いつ何時、全てが保護されなければならないものでも、本人の訴えが優先されるべきものではないように思う。
周囲が問題と捉え、または本人の訴えが無くとも、問題が表面化している状態では、何よりも支援が優先されるべきだと思う。
プライバシー保護が孤独死やネグレクト、餓死、心中という社会的悲劇を生まないためにも。
相談支援センターいちばん星 成瀬