若草学園の実践ブログblog

やったね!!

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4月から、おひさまに通っている3歳児のS君。

やっと新しい環境にも慣れて、話しかけると自分なりの言葉で返してくれたり、笑顔が沢山見られる様になってきました。S君は、「慣れていると事でしか排泄をしない!」と決めているようで、おひさまに来た当初は、オムツを替えるのも嫌がる程でした💦

1番大切なのは、焦らず、S君と仲良くなる事!

朝の自由遊びや活動の中でたくさん関わり、信用できる大人にまずはなる事!

徐々に徐々に心の距離を縮めていきました。

そして・・・今日!!

朝のトイレの時間もとてもスムーズに中まで入る事が出来たので、「お兄ちゃんパンツを履いてみようか?」と誘ってみました。(おしっこは出ませんでしたが、とても頑張りました!)

3枚持って来ていたので、「どれにする~?」なんて楽しく選べる様に言うと、1枚を指差してくれたんです♪

「う、嬉しいっ

そして、お昼寝がおわったタイミングで(寝起きはでるかな?と期待もありました。)

誘ってみました。この時、気を付けたのは、「少し甘えさせる事」(寝起きだし、この時の目的は、排泄にチャレンジする事だからです。「先生、S君抱っこして行っていい?」と「うん。」と言ってくれたので、とにかく楽しい時間になるような言葉をかけながら行きました。(自分だったらどう関わってもらいたいか?といつも考えます。)

便器に座ると、何となく出る感じがしたので、「少し長めに座れる様に工夫しなければ!」と考えました。

そして、以前作成し、使用していた乗り物の絵カードを取りに行く事に決めました。

「S君乗り物カードを取って来るから10数える間、ちょっとだけ待っててね!」とトイレの入り口にあるカードを取りに行って戻ると・・・(5秒くらい)

な、な、なんと!出ているではありませんか( ゚Д゚) す、凄すぎる!

「S君!凄い!偉かったね!」と言うと、にこ~っ(o^―^o)と笑っていました。

あまりの嬉しさに他のスタッフにも伝え、みんなから褒められたS君は、とっても嬉しそうでした

更に!私からご褒美の「高い高い

我が子が大きくなっても、こんな瞬間に立ち会えるという・・・この幸せ

有難いの一言です!

これからも、1人ひとりに合った楽しい作戦をスタッフで考えて、子ども達とチャレンジしていきたいと思います!

 

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 江藤