夏休みも終わり、いよいよ学校が始まりますね✨
子ども達はコロナの影響で、4月から休校~分散登校~そして通常登校へと、リズムが安定しない中での夏休みでした。
外出もできず、子ども達も大人も、生活リズムを安定させることが難しかったのではないかと思います。
おひさまぷらすでは、8月17日~21日にかけて「外出体験」を予定していましたが、コロナ禍でもできる活動に切り替え、施設内で疑似硬貨を使った「買い物学習」へと変更しました。
子ども達は映像やプリントを使用して、お金の種類や計算の仕方を学んだ後に、実際に模擬店(駄菓子屋さん)での買い物をしました。
「買い物をする時のルールとマナー」として、以下のことを子ども達に伝えました。
- 予算は100円(1円玉5枚、5円玉1枚、10円玉4枚、50円玉1枚)以内
- 買うお菓子の数は、3つまで
- 品物(お菓子)は丁寧に扱う
- お店の人とのやりとり(あいさつ、質問、お礼)
いざ!お菓子の部屋《駄菓子屋》に入ると子どもは「うわ~すごい☆お菓子がいっぱいある。」
と言ってとても喜んでいました。(大人でも駄菓子屋さんはテンションが上がります。)
お菓子を選ぶときには様々な個性がてます。すぐに選ぶ子、真剣に考えながらじっくり選ぶ子、など、子ども達が一番緊張していたのがレジでのお会計です(^^♪
一枚一枚疑似硬貨を置き、「やった買えた~✨」と言える子どももいれば「ん~これで足りるかな?」と不安ながらもレジの職員と会話を交わして支払うことができました✨
子ども達が教室に帰って来ると…、振り返りを行い、100円以内に3つ買えたこと、挨拶ができたこと、商品を丁寧に扱えたことなど、できたことを褒めました(*^-^*)
子ども達の中にはコロナ禍で生活リズムがうまくとれず、夏休み明けの登校に不安を感じることがあるかもしれません。
こんな時だからこそ、子どもたちの見えない心の表れに気づけるように、ふとした瞬間のしぐさ、表情や言葉などに気を付けながら接していきたいと考えています。
まだまだ猛暑が続くことと思いますが、熱中症に気をつけながら心と体のケアに努めていきたいものです。
放課後等デイサービス
おひさまぷらす
田島 秀一