若草学園の実践ブログblog

基本的生活習慣の大切さ

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現在、大津町巡回支援専門員整備事業で町内の保育園、幼稚園、小学校、中学校、健診等でたくさんの子ども達を見ています。

その中で保護者の方や先生方に

『夜は何時に寝て、朝は何時に起きていますか?』

『朝は自分で起きますか?起こされてから起きますか?』

『朝ごはんは食べていますか?』

『毎日、排便はありますか?』

と、子ども達の生活の様子をよく確認します。

 

なぜ、このようなことを確認するのかというと、障がいが有る無しに関わらず、生活習慣が一番の基本であり、大事なことだからです。

特に睡眠に関しては、22時~23時頃に就寝している子ども達が少なくありません。

朝起こされてからやっと起きるということは、睡眠時間が足りていないということです。

 

3歳以下の子どもの1日の総睡眠時間の国際比較

出典:三池輝久、「子どもの夜ふかし 脳への脅威」、集英社新書、2014年

 

早寝早寝起きや朝ごはんの大切さは分かっていながらも、忙しい日々の生活の中で、時間に追われてしまい、できないことが多い方もいらっしゃると思います。

私自身も仕事をしながら子育てをする中で、朝起きてからの2~3時間と夕方帰宅してから子どもが寝るまでの数時間はとても慌ただしく過ぎていき、20時過ぎに子どもを寝かしつけてすぐに私も寝てしまうことがほとんどです(笑)

(おかげで朝早く目が覚め、やり残した家事がはかどります♡)

たまには、手抜きをしてゆっくり休むことをしてもいいと思います!!

(私はしょっちゅうですが(笑))

子ども達もたっぷり眠れた時は、朝からスッキリと目が覚め、一日を穏やかな気分で過ごすことができます。

いきなり『今までより1時間早く寝る』ということは難しいかもしれません。ですが『いつもより5分か10分早く寝る』ということからだったら、できそうな気がしませんか?

子どもが早く寝ることで夜の自分時間が持てるかもしれません、子どもと一緒に早寝早起きをすることで、朝から子どもを怒らずに済むかもしれません。

 

 

 

“早起きは三文の徳”

毎日続けることで、少しずつ何かが変わってくるかもしれませんね  

 

 

 

相談支援センターいちばん星 相談員 髙木