若草学園の実践ブログblog

私を支えてくれるもの

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4月になったな~と思っていたら、5月はもうすぐ!

時の流れるのは本当に早いですね。歳をとった証拠でしょうか😊

4月はクラス替えなど、子ども達にとって環境が変化する時でもあります。

ワクワク楽しみな半分、ドキドキ不安な時でもありますよね。

それは大人も同じです。私もこの4月から今まで経験した事のない仕事もする事になり、時間の余裕もなく3月からドキドキ不安でした。色々と考えている間に4月になりバタバタと毎日が過ぎていますが、周りの人に助けられながらモチベーションを保つ事が出来ています。

不安でも「どうにかなるさ~」と頑張れる力って何処から湧いてくるのだろう・・・?と考えてみました。

幼児期~小学生頃、友達と真っ黒になって日が暮れるまで遊んだ中で感じた様々な感情、中学生、高校生の時のきつくても仲間と頑張った部活動での経験、尊敬する先生や先輩の言葉、一緒に苦労を共にしてきた同僚の言葉、保護者さんからの言葉、好きな曲の歌詞や本から得た感動などが真っ先に思い出されます。

子どもの頃からの様々な経験の積み重ねや出会いによって育まれた様に感じています。

今までの私の人生で関わって下さった皆さんに感謝しないといけないなと改めて思いました。

頑張れる力って、決して怒られた事では身に付いていないなと感じています。もちろん、信頼関係がある上で、自分がやってはいけない事をしてしまい叱られる経験は大切です。人間、反省も大事だからです。(怒る=自分の感情で相手の人格を否定行為。叱る=相手の行った行為に対し冷静に指導する行為。この様な違いがある様に感じます。)

でもそれ以上に、失敗した時に「大丈夫!次は出来るよ!」と励ましてもらった事、他の良い方法を教えてもらった事、困った時に「手伝おうか?皆でやればすぐ終わるよ!」と優しい言葉を掛けてもらった事、「そのアイデアいいね!」と認められた事、悲しんでいる時に黙って傍にいてくれた事の方が何倍も自分の今を支える力になっています。

その経験があるから、辛い時も頑張れる辛抱強さ、我慢する力、更には、ちょっぴり精神的にきつい時に諦めるのではなく、どのようにしたら少しでも楽しく向き合えるかな?と考える力、忙しい時にイライラせずに、感情のコントロールが出来る力が付いていくのだと思います。

おひさまに通って来てくれている子ども達にも今の時期にたっぷりこのような経験をさせてあげたい!と強く思います。大きくなった時に、記憶はないかもしれませんが、幼児期にしか感じられない感覚、感情は絶対にその後の人生において意味を成してくると思います。「人生を楽しめる」そんな心を育てていけたらと思います。その為には、自分自身が素直な心で生きていく事だと思うので、毎日自分チェック!をしながら生活していきたいと思います。

時には「まあいっか🎵」と休憩もしながら・・・。周りの人にも甘えながら・・・。

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 江藤