9月1日は防災の日ですね。
私が小学校の時は9月1日が2学期の始業式だったので、始業式後に避難訓練が行われていました。児童発達支援センターおひさまでは毎月避難訓練が開催され、私たち相談員も避難誘導のお手伝いをしています。
熊本地震や度重なる豪雨被害を経験し、私たちの災害に対する意識も変化してきたのではないでしょうか。子どもたちは訓練を繰り返し行い、もしもに備えて準備しています。我が家の娘も、日頃の訓練のおかげで親が教えなくても少しの揺れで反射的にテーブルの下にもぐり身を守るようになりました。
高校生になり携帯電話を持つようになった娘に、「私の電話番号覚えてる?」と聞かれました。「もしもに備えて覚えて」と。娘が小学生の頃は、もしもに備えて親の携帯番号を繰り返し覚えさせていたのに、娘の番号を覚えるなんて思いつきもしませんでした。確かに携帯電話の充電がなくなったら連絡のしようがありません。語呂合せで必死に覚えましたが、覚えが悪く翌日には忘れてしまうため、諦めてメモを残すことにしました(情けない)。
大規模災害が起こるとすぐに支援を受けることが難しいため、個人で備えておくことが大切だと言われていますが、企業に対しても速やかな復旧と事業存続が出来る体制を整えておくことが必要だと言われています。BCP(事業継続計画)というそうです。
熊本地震後の復興や感染症対策を経験し、家庭や地域を守りながら社会人としての役割をそれぞれ果たしてこられたと思いますが、それらの経験を活かしもしもに備えて落ち着いて対応できるように準備できる事を考え、若草拠点で協力しながら体制づくりが出来ればと思います。
相談支援センターいちばん星 太田黒