あかつきの実践ブログblog

「新年のご挨拶」

カテゴリー:あかつきの実践ブログ

新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。
元旦のご入居者の皆様へのご挨拶を済ませたところですが、例年この後大量の年賀状の仕分け作業の時間なのですが、最近の年賀状じまいの傾向により、お正月の賀状の枚数は減ってきました。
30年前私が入職した頃のあかつきでは、年末ご入居者の年賀状を書くお手伝いをしたり、男女問わず和装に着替えて元旦にご挨拶をしたり、箱根駅伝を皆さんと見ながら、お雑煮などで使うお餅を一緒になって火鉢で焼いたりなど、今は見なくなった光景がまだまだ残っていた時代でした。今や着物を着られる方もいなくなり、火鉢などもどこかへ消えてしまいました。また、年末年始をご家族と過ごすため、数日の外泊予定の方が多い時で20人ほどおられましたが、今は、ほぼ施設でお正月を過ごされます。施設でしっかりとしたお正月をして差し上げられるからではありますが、盆と正月に家族が集まるという風習も減ってきていると肌で感じる今日この頃です。

本年は、乙巳(きのとみ)。「再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく年」とされています。乙(きのと)は、十干の2番目で「木」の要素を持ち、草木がしなやかに伸びる様子や横へと広がっていく意味を持ちます。あかつきも少々の変化を加えながら幅を広げていく年として、またご利用の皆様には「優しさ」をさらに意識して寄り添っていく年として、様々なことに取り組んでまいりたいと考えております。

本年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。  2025年 元旦

軽費老人ホームあかつき
通所介護事業所サンテあかつき
  施設長  中村猛
        他職員一同