あかつきの実践ブログ blog

「穏やかに。時には冷たくも丁寧に」中村🍀

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この数年で、ご入居者の形態が虚弱化されています。決して介護度には比例しないものもあり、入院される方が多い状態です。本年度に関しては、各月初日調べで昨年度に比べて25人も多い状態でした。延べ人数ではありますが、何度も繰り返し入院される方や、比較的長めの加療期間を病院でとられる方などもあり、慢性的に入院者がいらっしゃいます。

そのような中で、連携病院から、入院中のご入居者の状態を見て、施設に戻れるのかまたは戻れないのか(退院後に施設の生活が送れない)を、施設長に判断してほしいと依頼があります。職員を連れて行ったり、又は私が一人で行ったりして、入院されている方の状態を見て、“穏やかで丁寧に”、ご本人またはご家族、病棟師長に結果を伝えます。「戻ってきてまた頑張りましょう!」と、退院OKを病棟師長にお願いするときもありますが、題にもあるように、時には冷たい判断となることもあります。

先日の方がそうでした。介護認定は要介護1で更新中。ベッド横にポータブルトイレがあり、本人曰く「トイレに移りたいときは勝手に自分で動いてはいけないから、看護師さんを呼ばなきゃいけない」と。できるんだけれども勝手はダメな風な言い回しです。「僕が見ててあげるからトイレに移ってみて?」と返すと、「看護師さんを呼ばなきゃ移ったらダメと言われているから、、、」と。「僕が許可もらっているし、僕がいるから大丈夫。何かあったら支えてあげるから、トイレに移って見せて?」と。それでも動かないので、「それをしてもらえないなら退院できんよ?ていうか、それができないなら、あかつきで生活できんことはわかってるよね?退院してあかつきに帰りたいんだよね?だったら移って見せて?」と。結局頑張られましたが、ベッド上で起き上がることさえ自力でできませんでした。

冷たい判断をしました。ご本人にとっても大事な判断ですし、ご自分でもわかっていたことでしょうから、私が言うまでもないのでしょうが、「あかつきでは〇〇さんは生活できんね」と言ってあげました。穏やかに冷たくも丁寧に話しました。納得されました。実際この後更新中の介護認定は要介護4に上がってしまい、病院から老健施設へ移行。現在、特別養護老人ホーム待機中となられ、あかつきを退所されました。

軽費老人ホームの限界ラインはあるようでない感じに曖昧にしている現在、認知症が進行し、他のご入居者への迷惑行為が頻繁に及んだり、上記の方のように、明らかに、施設に退院して帰ってきても自立に近い生活が送れなかったりと、その対象者にもよりよい介護をとの思いと、職員を中心とした私たちが壊れないように判断するのが私の役回りなのです。

平均在所期間も短くなってきて、最初から何か大変な方や90代での新規入居者方。できるだけたくさん施設で楽しんでもらいたいのは山々ですが、そうもいかない事情が出てしまいがちな今日この頃、入退所での人の入れ替わりも最近多い感じで寂しいものです。

あかつき・施設長・中村猛🍀

数々ブログに登場する我が息子が、高校を卒業しました。春からは理学療法士目指して4年制の専門学校へ。周囲にも理学療法士を目指す同級生がたくさんいますがほぼ大学進学。息子の高校からはたった一人この専門学校です。沢山の大学の見学に付き添いましたが、人に流されず自分に合った学校を選びました。学費も大学よりは安く済みますし地元の学校なので、他の親御さんの話(県外への大学進学)を聞けば聞くほど、我が息子はこの辺が親孝行してくれました。国家資格取ってしまえばどこに行こうが関係ない!と気張ってます。”息子よ、大志を抱け!おやじも頑張るよ!!