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「隣の芝生は...」中村🍀

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先日ある宿直明けの日(4月下旬)、3年ほど前、ある福祉施設を辞め転職したH君に、たまたま遭遇しました。私の地元のコンビニで会計をしているときに、コンビニの入口からの彼と目が合い、若干逃げるような素振りをしたその彼に、私は「何逃げよっとかい!?」と声をかけ呼び止めました。「逃げよったんじゃなかですよ」なんて彼も言いつつ、10~15分ほど立ち話をしました。近々の白川園の様子や”皆さん元気にされてますか?”的なありきたりの雑談でした。

当人の現状はというと、彼曰く以前よりも意気揚々とした言動でした。そもそも自信家タイプなので、これで色々失敗しなければいいがなと思うところもあり、控えめでいるときも必要なのにと思うぐらい、今が充実していると話すのです(ピノキオ状態です)。とか言いながらも、「今のところがダメだったら、資格もあるので(ケアマネなど)、どこかで雇ってくれるでしょう」みたいなことを言うので、「甘いわ!履歴書見て資格取った年月日を見れば、その資格での経験がほぼないことぐらい、面接する側にはすぐ見抜かれるんぞ。そんなんでは長くは働けんよ!今のところでしっかり頑張らにゃんたい!」と、お説教みたいにもなり、こういうのが嫌だったから彼は逃げようとしたのか、はたまた、自信たっぷりにしている半面、福祉への未練もありつつ、今が最高だと見栄を張っているだけなのか...

”隣の芝生は青く見える”

もう一人ある後輩のことですが、昨秋から転職し介護支援専門員として働いていますが、所謂まるめの仕事で、企業内のサービスしか使えない方針の有料老人ホームに配属になってしまったので、地域へ出かけたり、外部の居宅サービスの方々との接点もまるでない、ある意味刺激のない仕事であったと嘆き気味で。でもこの後輩は、自分で選択したことだから我慢して頑張ります!と、隣の芝生が青く見えてしまったことに反省していて、ある一定の未練の気持ちを垣間見せていました。

なる様にしかならないけれど、何か現状を変えたいと思って、外へ飛び出してしまったものの、思っていたこととは違ったという事例ですが、当然転職して思うようになっている人や大成功だった人も知っており、何がベストかはわかりません。”決めたのは自分であるということ”が現実です。今を一生懸命頑張ることが大切であることは、それぞれの人たちにあることなのです。

”隣のお家はよく芝生を手入れされているのを見かける” 若しくは、”隣の芝生は青く見えるが実は人工芝だったらしい” また、”我が家の芝生も負けないようにきれいにしよう!”...色々です。

 

 

余談ですが...あかつき玄関前に現在寄せ植えしている植物たちの写真ですが、最近ガーデニングについては、季節の花の種類や開花期間、色味などなどの知識が頭に入りすぎて、鉢や花壇へ植物を寄せ植える配置を花屋さんで考える時間が長くなりすぎてしまっています。もういっそ、ガーデニングの資格を取ろうかなと思い始めています。エクステリア習得という目標のためにガーデニングは必須なので、特にイングリッシュガーデンをググっては、スクショして参考にしているところです。

 

あかつき・施設長・中村 猛🍀