あかつきの実践ブログblog

「センス」中村🍀

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センスとは、”物事の鋭い捉え方や巧みな表現、感覚を意味する言葉”となっています。つまりセンスがいいとは”・・・が素敵である、・・・が優れている”となり、受動的な表現である事が多いと思います。たまに自画自賛で”俺って・私ってセンスあるから!”って言う人がいますが、よっぽどですね。

センスがいいというよりも”センス”だけで表現することも私はよくします。ご入居者がぬり絵の時間に、お隣さんとは違う色で塗り込んでいるのを見て、私は”センスですね”と言っています。赤いものを赤く塗らないセンスであったり、線のない所にわざわざ書き加えるセンス。決して上手なぬり絵ではないのですが、センスがあると感じます。

私のブログによく登場する息子は足🏃は速いようで、50mを6秒ジャストくらいで走るらしいのですが、ソフトテニス🎾(部活動)のセンスがいいとは思えません。このように運動神経の評価などにも使われます。例えば車の運転のセンスなどもあります。その他、面白さのセンス、気配り上手なセンス。おしゃれやプレゼントのチョイス等々。多様に広がっていくセンスですが、生れ持ってのセンスって中々ないんじゃないかなと思っていて、誰もが最初は初心者であった…という事です。育った環境や親の影響などを含め、得意なことや興味を持つことが増えていった結果、センスを身につけるんだと思います。

私は大体なんでも普通にできるタイプだと言われます。それ以上でもそれ以下でもないという意味です。もちろん得意なこともいくつかはありますが、自画自賛できるようなものではありません。息子のように運動神経である足の速さがあるにもかかわらず、センスがいまいちのテニス。でも一生懸命に努力をすると、磨かれていくと思うんです。”あれ?この前見た時よりもサーブのスピードが上がっているかな?”とか、”ステップが変わったかもしれん!?”と最近の引率で気づきました。センスがあるというよりもセンスが出てきたというレベルですが、こりゃちょっとは強くなるかもと期待させてくれました。

私たちの仕事では、ご入居者との話し方のセンスや聴き上手なセンス、物づくりのセンス等々、それを持ち合わせている人や努力している人たちの集合体です。センスの塊で全てができちゃう人は残念ながらいません。中々そんな人はどこにでもはいないでしょうが、それぞれが少しでもセンスを発揮してくれると、歯車が増え・かみ合ってチームは動いていきます。「自分にはセンスがないからなぁ」とか、「得意なことがないんだよなぁ」ではなく、「ちょっとやってみよう!」などのチャレンジ精神が、もしかしたらいい効果をもたらしてくれるかもしれません。

センスはゼロスタートから磨けるものです!

↓私が唯一、人から良くいいねと言われることは、”見た目と違って字が上手ですね”と。これもセンスなのかな。