学童保育施設の実践ブログblog

「梅ジャム」が「畑仕事」に…?《なかよしクラブ 》

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「豆になってる♪」

先日1年生のSちゃんと二人で、1時間程学童保育の畑の草取りをしました。
畑には、里芋と枝豆が育っていて、その間の露草等を鎌で取って行きました。

子ども達に草取りを呼びかけてもなかなか希望者がおらず、これから冬野菜の準備の為肥料を入れて耕したり、畝を作ったりいろんな仕事をしていく為には、どうすればよいかと考えていた時に閃きました。

夏休み最後の日に、冷凍していた完熟梅を解凍して、2年生のYちゃんと1年生のYちゃんと梅ジャムを砂糖を入れながら味を見て、作りました。
それをヨーグルトで食べた残りのジャムが少しあったので、
「畑仕事してくれるなら食べていいよ。」
と声かけしてみると、目がキラリと輝いた子達が、
「畑仕事頑張ります!」
と言いに来てくれ、嬉しそうに食べていました。

決していい方法ではないのですが、苦肉の策で、これをきっかけに野菜作りに興味を持ってくれたらいいなあと思っています。

おやつのパンを食べている時に、どんな冬野菜を育ててみたいか尋ねてみたら、「トマト」「きゅうり」等答えたので、ビックリしましたが、今はハウス野菜で年中いろんな物が出ているから旬の野菜を知らないのももっともだと思いました。

学童保育の畑仕事が、「食農育」「生きる力」になることを願って、楽しみながら頑張って行きたいと思います。

・この日、野菜の話をしている間に、畑仕事を頑張っている1年生のA君が、夏野菜の絵をニコニコしながら描いていたので、嬉しかったです。

「野菜の4色を大事にしよう!」