学童保育施設の実践ブログblog

恵方巻き《南小クラブ》

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先日、季節の行事に親しもう をテーマに、2月3日の節分にちなんで、恵方巻作りをしました。酢飯作りから、具材の準備、そして海苔で巻く体験をした子ども達!しかも、そもそも何で節分の日に恵方巻を食べるの?という話になり、みんなで考えてみる事にしました。

例えば、何で1本丸ごと食べるの?という疑問?その意味は「縁を切らない」という意味があり、1本丸ごと食べるという事!

じゃあ、何で恵方巻を食べる時は、無言で食べるの?の疑問では…それは、喋ると幸運がこないから!お願い事をしながら無言で食べると、幸せな一年になる!お願い事も叶うかも!

何で、決められた方角を向いて食べないといけないの?それは、その方角に、みんなを幸せにしてくれる神様がいる事!等々、みんなで考えてみました。意外に知らない子が多く、話に興味津々の子ども達でした。

そして、いよいよ食べる時!今年の恵方は南南東早速、その方角を向いて食べました。もちろん「いただきます」を言った後は、みんな一切喋らず、無言で食べます。部屋の中は驚くほど、シーンとしていて、何だか変な感じがしましたが、静けさの中、黙々と食べていて、でもニコニコ笑顔の子ども達でした。食べ終わった後、「こんなに無言で食べるのは1年に一回のこの日だけだよね」なんて話もしながら、美味しく頂きましたよ!恵方巻はご家庭でも食べられることが多く、定番となっていますが、こうして季節の行事に親しみながら、自分達で作り、みんなで食べた事は貴重な体験になったと思います。また、来年も作りたいと思います。

みんなのところに幸せがきますように!